【韓国】老舗から屋台フードまで!グルメ天国・釜山の最新「食」案内
穴場の旅行先としてその魅力が徐々に開拓されている韓国第二の都市、釜山。新鮮で豊富な海産物が手に入る港町であるため、グルメの宝庫としても知られています。そんな釜山で、編集部がみつけた絶品フードをご紹介。
目 次
1. 著名人から愛される名店『ヘマキ カンジャンケジャン』
最初にご紹介するのは、鮮度抜群のカンジャンケジャン(渡蟹の醤油漬け)が楽しめる専門店「ヘマキ カンジャンケジャン」。釜山きってのマリンリゾート、海雲台(ヘウンデ)ビーチ前に建つお店には、韓国の著名な方々の写真もずらりと飾られており、観光客にも人気の名店です。シンプルな醤油漬けの他、ヤンニョムで味付けたスパイシーなタイプも選ぶことができる渡蟹は、身がぎっしり入って鮮度抜群。日本語でのメニューやサービスも充実しているので安心です。
ヘマキ カンジャンケジャン(해마끼간장게장)
住:釜山広域市海雲台区中洞1124-2/부산광역시 해운대구 중동 1124-2
営:10:00〜21:30(ブレイクタイム15:00〜17:00)
休:水曜
https://www.instagram.com/haemakki/
2. 早朝から営業する絶品あわび粥『済州家』
日本ではなかなか食べれないあわび粥が早朝7時から楽しめる『済州家』。緑色がかったお粥は、あわびの肝をミキサーにかけ、米とごま油、魚介ダシと一緒に煮たもの。慣れない見た目に驚きますが、ほんのりと磯の香りが漂い、温かく滋味深い味わい。あわびは柔らかく弾力があり、コリッと歯応えのあるお刺身と一緒に食べ比べてみると、より食感の違いをより楽しめます。
済州家
住: 釜山市中区光復洞1街5-22/부산시 중구 광복동1가 5-22
営: 7:00〜22:00
休:無休
3. 唯一無二の空間でいただく本格珈琲『TERAROSA COFFEE』
かつてワイヤー工場だった場所をリノベーションし、自然とアートが共存する複合文化施設として再生させた『F1963』。施設内には書店やギャラリー、遊歩道なども整備され見所が満載ですが、その中でも賑わいを見せるのが『TERAROSA COFFEE』。釜山では珍しいハンドドリップによる本格的な珈琲を楽しめます。工場の面影を残した独特な内装が話題で、席数も豊富。併設するパン工房で自家製パンやケーキなども一緒に注文できるため、軽食や小休憩にピッタリです。
TERAROSA COFFEE(テラロッサコーヒー) 水営店
住:釜山広域市水営区鴎楽路123番キル20/부산광역시 수영구 구락로 123번길 20
営:9:00〜21:00
休:無休
http://www.f1963.org/jp/
4. 家庭の味を体験するなら『クンチプ』
南浦洞の国際市場近くにある『クンチプ』は、地元の方や家族連れも多く、海鮮を使った家庭的な食事が楽しめるお店。席に着くとすぐに提供されるテーブルいっぱいのおかずに、韓国らしさを感じます。オンマがテーブルで仕上げてくれる「ヘムルチム(あわびと海鮮蒸し)」は、辛さの中に海の幸の旨みが凝縮された贅沢な一品。パリパリで食べ応えのある「海鮮パジョン」も必食です。
クンチプ(큰집)
住:釜山市中区新昌洞2街21-8/부산시 중구 신창동2가 21-8
営:11:00~22:00
休:旧正月、秋夕(韓国の旧盆)前日&当日
5. 魚介だけじゃない!『富平ヤンコプチャン』
地元民に愛されるコプチャン(ホルモン焼き)専門店。数種類のホルモンとキノコ、じゃがいも、玉ねぎが入った「味付けコプチャン」は、辛さはほとんどなく食べやすい味付け。鍋の中で手際よく出来上がっていく様子を眺めているだけで食欲が湧いてきます。塩焼きタイプは別添のつけダレで楽しむスタイル。お腹に余裕があれば、しっかりおこげがついた〆のポックンパもぜひ。
富平ヤンコプチャン(부평양곱창)
住:釜山広域市中区富平洞2街24-2/부산광역시 중구 부평동2가 24-2
営:12:00~翌3:00
休:無休
番外編. これを食べずには終われない『スンギ元祖シアッホットク』
夜は屋台で賑わうBIFF広場で一際行列をなしているのが「スンギ元祖シアッホットク」。たっぷりの油で揚げ焼きするのが特徴で、注文するとその場で作った熱々のホットクをいただけます。潰した紙コップに挟んで食べるスタイルも新鮮。生地に入った切込みの中にはナッツがたっぷり。ほどよい甘さとナッツの食感がたまりません。回転が早いので待ち時間も少なく、旅行中に連日足を運ぶ人も多いそう。
スンギ元祖シアッホットク(승기씨앗호떡)
住:釜山市中区南浦洞5街18/부산시 중구 남포동5가 18
※施設情報については、掲載日時点の情報であり実際とは異なる場合があります。
写真・文/久保田千晴