『ヒラキ』といえば、上履きやスニーカーなどの激安靴で知られていますが、じつは大人世代にもおすすめの一足があることを、canaria_rs(カナリア)さんが教えてくれました。なんと、1,518円(税込み)という衝撃プライスのローファーなんですが、この靴、魅力は決して「価格」だけではないそうです。
■履き心地を追求した柔らかなアッパーとソール
私は、生粋の「バレエシューズ」好きで、通年、いろんな洋服に合わせています。でも秋冬は、たとえ靴下やタイツを履いても、コーデによっては足元が軽くなったり、寒々しい印象になってしまうことも。そこで、もう少し足元にバランスを置けるような靴をずっと探していたんですが、靴の衝動買いってやっぱり勇気が必要で、「結局、履かないかもな……」と、躊躇していました。
そんな中、先日ネットでたまたま見つけたのが、『ヒラキ』の〈ビット付ローファー〉(1,518円)。秋口にさらりと履けるスマートなローファーなんですが、びっくりプライスに背中を押され、迷わず2足色違いで購入しました。
正直、お値段がお値段なので、それほど期待していなかったんですが、アッパー生地とソールが柔らかいので、履いた初日から足に馴染みました。ルックスは、本革ローファーの高級感や光沢と比べると見劣りしますが、その分、軽量なので疲れません。履き心地が良いことは、なにより大切です。履き慣れない靴も、この価格だったら失敗を恐れず冒険できて、楽しいものですね。
■肌馴染みが良いからどんなコーデとも合うベージュ
さっそく届いたローファーを、私なりに合わせてみました。まずは、優しい色味の組み合わせを、バッグや時計のブラウンで引き締めてみたコーデ。地厚のトップスやスカートにバレエシューズだと、足元が軽くなってしまうんですが、ローファーならバランス良しです。
\優しい秋のカジュアルシック/
カラー×カラーのコーディネートですが、トーンを揃えれば全体に統一感が生まれます。
\スモーキーカラーで一体感を/
マキシ丈のワンピースを主役に、ブラウン、ベージュの小物を合わせて。ワンピース一枚のコーデでも、ローファーなら足元がぐっと安定します。
\ワンピ1枚でも寂しくならない/
■履くだけでマニッシュにキマるブラック
毎年、この季節がやってくるたびに楽しみにしている定番コーデ。ボーダー、トレンチ、デニム、どれもおなじみのアイテムですが、足元を変えるだけで新鮮な気持ちになりますね。
\永遠のスタンダード/
ストライプブラウスをニットに合わせて、きちんと感のある優等生スタイル。襟ぐりから覗くフリルがポイントなんですが、甘すぎないようにローファーが引き締めてくれます。
\フリルの甘さを靴が中和/
グリーンチェックのロングスカートを引き立たせるために、スカート以外は黒でまとめました。まさにこんなコーデの時に、重心をしっかり見せてくれるような靴を探していたので大満足。
\ロングスカートとも相性◎/
◆◇今月のカナリア通信◇◆
毎秋、結婚式を挙げた青山のレストランで、年に一度、お祝いの食事をするのが、夫婦の楽しみになっています。 今年もこれを書いている数日後に予約を取っています。
帰り道は、大好きな花屋さんでお花を買って、さらに『eatrip』で、オリジナルのエプロンを買い足すのが恒例行事です。少しお値段は張りますが、鮮やかでナチュラルな風合いのエプロンは、眺めているだけで嬉しくなります。コレクションもだいぶ集まりました。今年で、6年目の記念日。6枚目のエプロンは、いったい何色になるでしょう。
canaria_rs / カナリア
1969年生まれ。プチプラアイテム中心のコーディネートや着回しを自撮りしたInstagramや、10個下の夫との暮らしぶりを綴ったブログ『Canaria Style』が、大人の女性たちから共感を集める。不定期で販売する自作のアクセサリーや、アパレルブランド『Zelal』とのコラボアイテムも人気。