【結城アンナさん 私のメノポーズ・更年期ストーリー 前編】51歳で生理がなくなり、生まれた60歳への不安。Vol.7

結城アンナ 連載 更年期・メノポーズ

(写真:上原朋也)

誰もが通る体の変化「更年期」。海外では「メノポーズ」と言われています。日本ではあまりオープンに話すことがなかった更年期も、時代の流れとともに語られるシーンが増えてきました。

ある日、結城アンナさんに「メノポーズ・更年期のこと、聞いてもいいですか?」と、ちょっと勇気を出して質問したところ「もちろんOKよ!」と快諾。

結城アンナさんだからこそ語れる、メノポーズ・更年期ストーリー前編をお届けします。

メノポーズ・更年期は特別なことではなく、人生の一貫。

40代半ばから60代前半にかけて、女性ホルモンの変動とともに起こる体の変化の時期をメノポーズ=更年期といいます。結城アンナさんが考えるメノポーズ・更年期とは?

「メノポーズはある年代だけのものではなくて、一生のことだと思っています。だって体は年齢とともにどんどん変わっていくでしょ?

成長して大人になる時期、出産や子育ての時期、そしてマチュア世代と、その時々で変化をしている。

医学的には、特定の時期を指してメノポーズと言うのかもしれませんが、私は一生を通しての変化だと思っていますね」

生きていく流れの一貫でメノポーズ・更年期があるという発想。まさに結城アンナさんらしい捉え方です。

「『生理が止まるから大変』ということではなく、生きていく上での流れなのだから、そんなに大騒ぎすることではないと思います。

多分、生理がなくなることで起こる女性の体の変化から、メノポーズは大変というイメージができているのでしょうね」

少しずつ体の変化を感じ始めた結城アンナさんの40代。

結城アンナさん自身は、どのようなメノポーズ・更年期を経験したのでしょう?

「『この年齢からメノポーズが始まりました』というより、徐々にですよね。

35歳ごろから、風邪をひいても治りが悪いと感じ、それまでは熱いお風呂に入れば治っていたのに、なんだか治りにくいなと。

45歳からは、雨の日に車を運転していると見えにくくなり、老眼鏡をかけ始めました。

愛用眼鏡 結城アンナ
結城アンナさん愛用の眼鏡の数々。どれもデザイン性に富んで素敵です。クウネル22年3月号より。(写真:須藤敬一)

そして40歳後半からは、汗を多くかくように。特に寝ている時に大量の汗をかいて、びっしょりになる。もともと運動が好きで、汗をかくのは嫌いじゃないけれど、寝ている間の汗は大変でしたね。

同じ時期ぐらいから、朝、なかなか起きられなくもなりました。起きようとすると、まるで船酔いのようなめまいがするんです。その時は、『寝足りないのかな』と思っていたけれど、それもメノポーズの症状だったかもしれませんね。

ベッド 更年期症状
(写真:久保田千晴)

こういうときに仕事がある人は大変。とても起きられるような体調じゃないのに、仕事に行かなくてはいけないなんて、本当に大変だと思います。

私の場合は、寝て治しました。気持ち的には『寝れば治るでしょ』という感じで。そんな風にベッドで寝たままの私を見て、ダディ(夫)は『かわいそうだね、寝てな。じゃ、僕は出掛けてくるね』って(笑)」

51歳で生理がなくなり、60歳への不安が湧いて。

50代を迎えた結城アンナさん
(写真:上原朋也)

少しずつ体の変化を感じながら、結城アンナさんは50代を迎えます。

「51歳の時、生理が来なくなり、来たな、これがメノポーズかな、と思ったのを覚えています」

女性なら同じように感じるかもしれない、生理が終わった時の思い。その後に起こった結城アンナさんの変化とは?

「特に大きな体の変化や不調は感じませんでしたが、疲れやすくはなりましたね。

それよりも50歳になって人生の半分が来た。だから、いろいろなことに挑戦しようという思いが生まれました。

そのひとつ、自分のルーツを知りたくなったんです。

花 北欧
(写真;久保田千晴)

父方の福島、母方のスウェーデンのルーツを訪ね、私が知らなかった両親の話を聞いたり、ご祖先様の話を聞いたり。それはすごくいい経験でしたね」

一方でこんな思いも湧いてきたといいます。

「50歳を過ぎて疲れ気味だったこともあり、50代後半ってどうなっているのかな。60歳やっていけるかななんて不安になりました」

50代のメノポーズ・更年期の症状から生まれた結城アンナさんの60歳への不安。その後のお話は後半で!

取材・文/河田実紀

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