「生きづらい」と感じていた私が、見つけた対処法。感性を開き、ひたすら歩く。

菜木のり子 散歩 テントウ虫

感受性の強さゆえか、小さな「生きづらさ」を子どもの頃から感じていたという〈クウネル・サロン〉プレミアムメンバーの菜木のり子さん。大人になりあらゆる経験を経たいま、最適な解消法を見つけたそうです。

感受性が人一倍強く…

子供の頃から感受性が強く、その扱い方に自分でも手こずっていました。気がつくといつも体に力が入っていて呼吸も浅く、訳もなく不安でいっぱいで……。

ここ数年HSP(Highly Sensitive Person)とかエンパス(*)という言葉を耳にするようになり、興味が沸き本も読んでみました。「多分私はこういうタイプに該当するんだろうな」と、自分の特性を把握でき、ようやく扱い方がわかり始めたところです。

*「 共感力、共感力の高い人」という意味の言葉

身体を動かすことがいいみたい

どうやら私のようなタイプは、無意識に受け取ってしまったあれこれをこまめに排出するといいみたい。そのためには身体を動かす事が効果的なのだとか。

でも、運動することが元々そんなに好きではない私。スポーツクラブ的なものは何度か試してみたけれど、入会した時点で #頑張ってる私 #ジムに入会 みたいな本質とは違う部分だけが変な達成感で満たされ、結局続きません。そもそもたくさん人がいる環境は向いていませんでした。私の目的は身体を動かすことなんです。自分じゃないものを取り除く事なんです。

菜木のり子 散歩 空

とにかく無心で歩いてみたら

もっとシンプルで簡単な方法はないのだろうか?ある時、自分の頭も心もパンパンになってどうしていいかわからなくなったことがありました。
気がつくと無心で3駅分くらいを歩いていました。私の足元は、基本いつもスニーカーなので、こんな時いくらでも歩けるのです。ガシガシと目的もなく歩いてみたら、なんだか頭の中も、心の中もスッキリ。

駅前のスタバで、アイスチャイラテを頼む頃には、すっかり気分が良く身体も軽くなっていました。「歩けばいいんだ。それでいいんだ」。結果、あの時パンパンでどいうしようもない気持ちになった出来事が、偶然に対処法を見つけてくれることになったのです。それからというもの、私は、とにかく歩くようにしています。

散歩に瞑想を組み合わせ

そこにいつからか瞑想タイムが加わることになり、より積極的に散歩をするようになりました。歩くときは足の裏を意識して、地面をしっかりと踏み締めて大股でテクテク歩きます。

テンポは早め。イメージは自分にまとわりついたいらない物を振りはらう感じです。足の裏から頭のてっぺんに響く振動で、必要のないものを振り落としていきます。身体が軽くなった様な気がしてきたら、少し歩調を緩めます。こんどは視野を広げて、「美しい」を探しながらの瞑想タイムです。ここからは感性にも参加してもらいます。

菜木のり子 散歩 テントウ虫

五感を開いて歩く

視覚だけでなく、聴覚、嗅覚、感覚のチャンネルを全開にして「美しい」を探します。雲の形や季節の花、変な形の木や建物の線や角度。昼寝中の猫や、鳥たち、蟻の行列、昨日の雨で出来た水たまりにうつる空や片一方の軍手。キラキラとか虹色などなど。(美しいは綺麗とは違います)。「美しい」と感じた物を見つけたら、全開にした感性をその美しいものに一気に集中させます。カメラをむけてしばし心を寄せて対話しながら写真を撮ることもあります。

菜木のり子 散歩 鯉

深く静かな時間を味わう

猫や、鳥には大抵逃げられるけど、植物や空はもっと美しい姿を見せてくれることもあってとても感動的な時間になったりします。家の中で気持ちを落ち着けるために瞑想しようと思っても、集中すればするほど、「夕食は何にしよう?」「野菜室には何が残っていた?」「車が止まったから、宅配便が来るかも」などなど、頭の中のおしゃべりが止まらず自分でも呆れるほど集中ができません。

そんな私でも 確実に「無」になる時間を作ることができるというのも、散歩をしていくうちに偶然見つけた嬉しい発見のひとつです。特に美しい物を見つけた時は、その美しさに見惚れ眺めていると、より深く静かな時間を味わうことができます。

菜木のり子 散歩 かもめ

私のようなタイプに大切なのは、緊張を解き、頭を空にしてゆっくり呼吸すること。そのためには、美しい物や景色に出会って、心静かな時間を持つことが特に必要なんだと思いました。

菜木のり子 散歩 雲 空

身体も心も整えて ニュートラルで心地よくいられるように積極的に散歩に出かけようと思っています。実は密かに目標があって、たくさん歩いて引き締まった足になって今年の夏は「ショートパンツ」を履いてみたいんです(笑)


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