身体が重く、仕事にも以前より集中しづらくなった気がする……。食事を変えても運動をしてもなんだか不調気味。そんな時、「断食をしたらすっきりするかも?」と思いたち、ファスティングに挑戦してみました。5日間も何も食べないで生活できるのか? 痩せた以上に驚きの変化があったその経験をご紹介します。
夜にお肉や脂っぽいものを食べると、翌朝はなかなか起きられなくなるほど、内臓が疲れやすい。集中力も落ちている……。断食して内臓を休めてみたいけれど、筋トレでつけた筋肉は落としたくない。そんなことを考えていた時に、筋肉を落とさないというファスティングプログラム『NOUN(ノウン)』に出会い、すぐに始めてみることにしました。
『NOUN』では、野菜や野草を様々な菌で発酵させて、ビタミン、ミネラル、アミノ酸が含まれたドリンクを飲みながらファスティングを行います。
筋肉を落とさないというコンセプトがよかったのはもちろん、事前のカウンセリングに加えて、ファスティング中にはLINEでのサポートがついているので、途中でギブアップせずにできそうと思い挑戦を決めました。
0日目
まずはパーソナルカウンセリングからスタート。アドバイザーの方にファスティングに挑戦する理由や普段の食事、ライフスタイルなどをオンラインでヒアリングしてもらいながら、ファスティングのやり方について細かく説明を受けます。
私は、ファスティングを5日間することにしたので、準備食2日+ファスティング5日+回復食3日の合計10日をかけることになりました。
カウンセリングでは、普段飲んでいるサプリについての質問もありました。原材料をチェックしてもらい、便秘のサプリはファスティング中もOKになりました。また筋肉を落としたくないということも伝え、準備食と回復食期間中のプロテインドリンクを摂取することに。自分の生活習慣にあわせてカスタマイズしてもらえたのが、心強かったです。
準備食1日目
準備食期間中に食べるのは、「まごわやさしいっす」の食べ物。炭水化物もなるべく控えます。
ま:豆類
ご:ゴマ類
わ:ワカメ(海藻)
や:野菜・漬物、植物性乳酸菌
さ:魚(準備食・回復食ではNG)
し:椎茸、キノコ類、生姜
い:イモ、穀物類(米、玄米、雑穀)
っ:漬物、植物性乳酸菌
す:酢の物、クエン酸
推奨されているのは、スープやお味噌汁、和食のお惣菜など。「一口につき20〜30回くらい、よく噛んでゆっくり食べる。腹八分目で箸を止める」というのが意外にも難しいことに気づきました。いつもどれだけ忙しなく食事をしていたのか気付かされます。
カフェインやアルコールもNGなので、ほぼ毎日飲んでいたコーヒーもストップ。これが翌日の辛さにつながることを、この時は想像だにしていませんでした……。
準備食2日目
前日の食事が軽すぎたせいか、準備食2日目のお昼頃にはお腹がぐうぐうなり、しっかり咀嚼したい気分に。ランチは、ナッツとドライフルーツをトッピングしたサラダにバルサミコをかけていただきました。
ファスティング中、身体の変化が激しく辛かったのがこの日。日中は眠気がひどく、頭痛に悩まされました。
そんな時もアドバイザーの方が「いつもより糖質や塩分が少ないことによる好転反応ですよ!」と教えてくれたり、「空腹の時には梅干しを食べてOKです」とLINEでこまめにアドバイスをくれるので、不安な気持ちを落ち着かせることができました。このアドバイスがなかったら、この日に挫折していたかもしれません。
そして、明日からがファスティングの本番。頭痛は治るのか、5日間も何も食べずにいられるのかドキドキしながら眠りにつきました。
ファスティング1日目
いよいよファスティングがスタート。アドバイザーの方から、NOUNミネラルドリンクの細かい飲み方の指示がくるので、それにあわせて1日をかけてドリンクをちびちび飲み続けます。
ファスティング用の酵素ドリンクは味はイマイチなイメージがありましたが、このドリンクはジンジャー風味でごくごくいける味。黒糖のようなまろやかな甘さも好みでした。
ドリンクのおかげで血糖値が下がらず、1日目はあまり空腹を感じずに終了。夜に梅干しをお湯で割った梅湯を口にすると、身体も温まり、大満足! 明日は本格的な空腹に襲われるのではと、半分緊張、半分ワクワクしながらファスティング1日目が終わりました。
後編に続きます。