【松永加奈のフランス便り47】いくつになってもキュン!MADE IN FRANCEの雑貨たち。

松永加奈 フランス雑貨

在仏6年目の<クウネル・サロン>プレミアムメンバーの松永加奈さんのフランスレポート。今回は、みんな大好きフランスの雑貨たち。かご、キッチンクロス、食器など、私たちが「雑貨好き」になったきっかけをくれたのは、思えばフランス発の雑貨でした。

かご、ガラス瓶、ノートに石けん…今すぐ必要じゃないのに、うちにもあるのに、目にするとついふらふらと近づいてしまう私。どれも日用品ですが、これを「雑貨」と言い換えると、なにやら心がざわざわしてしまう、そんな「雑貨好き」の方も多いのではないでしょうか?

メイドインフランスのみを扱う「TRESORS PUBLICS」(ニース)。白いタグには産地の地図が。こちらは文具類の棚。昔ながらのレトロなパッケージも。

麻の風合いと絶妙な色合いが素敵な布物。湿度が低いフランスでは、いつもさらっとした質感で使える麻素材が重宝されています。

現実はなかなかこうはいかない、と思いながらも夢広がる店内。ところどころに配色や飾り方のヒントがあるかなと思ってぐるぐるとチェック。

かごはフランス生活の必需品。こちらはニースのかご専門店ですが、フランスでは街の日用品のお店にも”かごバッグ”がたくさん吊るされています。

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パリにはたくさんの「雑貨屋さん」があり、どのお店も扱うアイテムの範囲が広いような気がします。小物だけでなく、インテリアや寝具、キッチン用品、中にはアンティークものまで。当然ながら、フランスのライフスタイルに合わせたラインアップなので、眺めていると「あ、普段こういうものを使うんだな」とわかる面白さも。

例えば、床を磨くお掃除グッズや琺瑯鍋用のブラシ、マルシェかごの種類、お皿や手を拭くふきん(トルション)はドアや壁に吊るすので日本より大きめサイズ…などなど。布ものはポップなものより少しくすんだカラーバリエーションで、時代の雰囲気が残るフランスの部屋にぴったりだなと思います。

布物と琺瑯への愛が止まらない私。琺瑯は見た目のかわいらしさもさることながら、使うほどに味わいが増してくるので、愛着がわきます。

人気セレクトショップ「Merci」の一角にあったオリジナルトートバッグ。なんてことのない状態がかわいく見えるのは、雑貨マジックでしょうか?

小さなガラス瓶は、花瓶だったり水差しだったり。たくさん並べて1輪ずつお花を挿したいなあ(妄想中)。

我が家のかごバッグ。典型的なバスケット型はマルシェ用に。四角いタイプは「魚河岸籠」をイメージして探したもの。日常使いに合わせたサイズです。

琺瑯のピッチャーは花瓶として利用。ガラスものも用途色々。黄色いバスクストライプはちょうどいいサイズのはぎれを見つけて、テーブルクロスに。

フランス南西部のアルミ製のトレイは、切り込みを入れた紙をびよんと広げたようなデザイン。よく使う木べらもカラー入りだと雰囲気が変わります。

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先日ニースを訪れた際、メイドインフランスの雑貨だけを扱うお店へ行きました。小さな鉛筆削りから水中眼鏡まで(!)、棚に並ぶのはすべて店主のセレクト。産地が分かるタグ付きで、店主からの説明も聞きながら、フランス雑貨の特産品としての魅力も発見。今まで「かわいい」「素敵」と手に取っていたものの背景を知ると、使う時の心持ちがちょっと変わってくるから不思議です。…といいつつ、使わずに自分の傍らに置いてときどき眺めたいものも。そういうものはパリで雑貨屋さんをのぞき、並べ方や飾り方を参考にしています。

気づけば部屋にはフランスの雑貨が着々と増加中。引越し作業のときに「もう買わないぞ」と決意したはずなのに。ま、それで日々がご機嫌に過ごせるなら、良しとしようではありませんか!

トルションはかなり大きいので、ふきんだけでなく、テーブルに敷いたり、ものにかぶせたり。麻のトルションはおみやげにも喜ばれます。

ニースで購入したマルセイユ製の大きな布。地元ではカーテンに使われているそう。パリで買ったビニール製のかごはアイロン入れに使っています。

雑貨ではありませんが、バスク特産のエスパドリーユ。夏に素足でがんがん履ける天然素材です。お隣はフランス製の靴ブラシ。

雑貨店に必ずある「Filt社」製と、Bioショップのネットバッグ。丸めてエコバッグ用に持ち歩くもよし、野菜入れにするもよし。とても丈夫です。

こちらも雑貨…ではありませんが、伝統製法で作られる植物性分100%のマルセイユ石けん。独特の香りがしますが、安心して全身に使えます。

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