【ささやかな贅沢始めました3】第二の故郷・モロッコのエッセンスを日常に取り入れる大原真樹さん

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遠出が難しく、自由に人に会うこともままならない昨今。でも、だからこそ、気持ちが高揚したり、ほっと癒してくれる身近な存在に気付いた方も多いのではないでしょうか。〈クウネル・サロン〉プレミアムメンバー〉の大原真樹さんに、自分だけの贅沢品を教えていただきました。

モロッコ雑貨店の草分け的存在として、女性たちから絶大な人気を誇る「ファティマ モロッコ」。15周年の節目を迎えた今年、「初めてモロッコに行くことができなかった」と、ディレクターの大原さんは話します。

「2020年3月まではもうずっと、年に6回モロッコと日本を往復する生活をしてきたので、これまでしみじみモロッコに思いを馳せるような時間は少なかったんです。でも、行けないとなると、もう懐かしくて、恋しくて……」。

そこで、日本に留まる中でも、モロッコの文化を感じられるものを、意識的に取り入れるようになりました。
「モロッコ大定番のミントティーを飲みながら、故郷の家族を案じるように、あの人は元気かな、この人にも早く会いたいな、と思いを募らせています」

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地域によっては、夏場50℃近くにもなるモロッコでは、体を冷やす砂糖たっぷりのミントティーが定番。煮出したガンパウダー(中国茶)に、入れたミントからは、爽やかな香りが立ち上る。「日本ではミントが高価ですが、惜しまずたっぷり入れてあげると、本場の味が楽しめます」
マラケシュのアトリエで自社生産しているバブーシュは、大原さんの暮らしの必需品。「羊の皮でできているので、スリッパと比べると少々値は張りますが、長持ちしますし、夏は涼しく、冬は温かく足を包み込んでくれます。足元が可愛らしいと、家時間がぐっと潤います」

●大原真樹さんのモロッコ愛について
◎モロッコをそこに感じて。発想が広がる、大原真樹さんの新バスルーム探訪
最初はびっくり。でもハマる。モロッコでは甘いミントティーが定番です。
香りは自分を整え、思考を深めてくれる。モロッコのハーブが香る「ハンマム バスソルト」

『ku:nel』2021年1月号掲載
写真 近藤沙菜 / 取材・文  権 佳恵 / 編集 鈴木麻子

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