長引くマスク生活で、口紅を塗らなくなったという方も多いと思います。そんななか、口紅をラインナップのスタートに据えた新ブランドが登場しました。
人気ブランド『CHICCA』が、惜しまれつつブランドを終了したのが2019年。そのブランドクリエイターを務めていた、ニューヨーク在住のメイクアップアーティスト吉川康雄氏が、この度自身のブランド『UNMIX(アンミックス)』を立ち上げました。
マスクが日常の今なのに、UNMIXが最初に発信するのはなんと口紅。私自身、この1年で口紅を塗ったのは数える程。でも最近、お茶を飲むときや、何かの拍子にマスクを外したとき、血色の悪いであろう唇が気になって俯いたり、リモートワーク中、口紅を塗っていない顔が鏡にふっと映った瞬間「なんか冴えないな〜」と思うこともしばしばあったのです。
唇は、顔の中で一番血色感をアピールするパーツなんです。だからここに色がないと、本当に顔のバランスが悪い。吉川さんも「今はマスク生活でアイメイクばかりに目がいきがち。でも唇があってこそのアイメイクなんです。目元の強さを唇が和らげてこそ、バランスのいい顔になる。だからマスクを外したとき、アイメイクばっちりなのに唇に色がないと、とてもバランスが悪いんです」と。
なるほど。そこでUNMIXのリップの登場です。吉川さんが色づくりでこだわったのは“血の赤み”。なぜなら本来持つ赤みなら、年齢を問わず、肌色を問わず、どんな女性も美しく魅力的に見せる色だからです。
UNMIX初の製品として4月1日に発売になるのは、モイスチャーリップスティック レッドローズが2種とモイスチャーリップベース。“静脈の暗血色”にインスピレーションを得て生まれたくすみレッドです。ひとつは艶やかなグロウ。もうひとつはややマットなステイン。私はステインが好み。吉川さんの生み出す色はCHICCA時代からシアーで肌なじみがいいのが特徴。その吉川節の赤ともいうべき、まるで唇そのものの血色がよくなったかのような赤なのです。シアーだからマスクにもつきにくく、マスクを取っても自然な血色のある唇で、口紅っぽさがないのがいい! もう少しツヤ感がほしいという方はグロウがおすすめ。さらにこの口紅はブラシを使わず、直塗りで。リップの先端が丸くカットされているのですが、これは唇にフィットし、自然な唇に仕上げるための、吉川さんこだわりのカーブなんです。
マスク下でリップを塗るなら、モイスチャーリップベースで唇に薄い膜を作ってからがオススメ。あえて硬いテクスチャーのベースが口紅を薄くピタッと唇にステイさせるので、マスクに色映りしにくいんです。もちろん、気になる人は一度ティッシュで軽く押させてからマスクをつけてみてください。マスクだからと口紅から遠ざからず、いつでもマスクを外して笑顔を見せられる顔でいましょう。たかが口紅と思うかもしれませんが、塗っているだけで驚くほど自分の顔に自信が生まれます。
UNMIX
製品は伊勢丹新宿店主催の「イセタン メイクアップ パーティ」と化粧品オンラインストア「ミーコ(meeco)」で先行発売中。4月1日から公式オンラインストアhttps://unmixbeauty.com/などで取り扱う。
問 :UNMIX 03-5842-1840