【3】美しいデザインに囲まれ、静かなステイを。福岡の老舗雑貨店が営む海辺のゲストハウス。

石井風子さん ホテル

福岡のおしゃれな女性たちの間で知らない人はいない雑貨店『B・B・B POTTERS(スリービポッターズ)』。日々の暮らしを楽しむ道具を販売しています。そのディレクターの石井風子さんが、長年、憧れていたのは自身が扱う道具を実際に使い、シーンで提案できるホテル。そのホテルができるまでのストーリー完結編です。

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ゲストルームは、1階にバスルームとウッドデッキつきが2部屋、2階にシャワーつきが3部屋の計5部屋。内装や家具選びは家具に精通している夫がディレクション。各部屋、有名なデザイナーやメーカーの家具でさりげなくまとめられています。そこに石井さんが選んだ「もの」たちを適材適所にレイアウト、調和のとれた空間と絶景が眼前に広がるという仕掛けです。

「お客さまがくつろげる空間やサービスを追求していくと、空間、もの、料理、時間……、どれかが突出しているのではなく、どれもが同じくらいに心地よく感じられるのが理想。それは自分の暮らしも同じだと、ゲストハウスを作ることで再認識しました」と語る石井さん。

ダイニングルームでいただけるディナーや朝食もまた、経験豊富な谷口シェフが、糸島や九州の志の高い生産者の作る食材を最大限に活かして料理しています。「食もそうですが、ここにしかないもの、ここでしかできない経験をきちんと確認しながら、そのよさを伝えていけたら。その結果、足を運んでいただけているのなら、こんなにうれしいことはありません」
『bbb haus』には、館内の至る所に大小の季節の花や草木がしつらえてあ
ります。花でお迎えするということは『B・B・B POTTERS』を始めた頃から続けている習慣。将来的には、館内に飾るお花やお料理に添えるハーブなどのすべてを、自分たちの土地で育てたものでまかなえるようにしたいとか。
糸島の自然を享受し、「日本の西北海岸にある海辺のゲストハウス」らしいホスピタリティを探求しながら、夫妻の旅はこれからも続きます。

理想のゲストハウスのためにこだわったところ。

4)ハウスリネンなど
使いやすさ、心地よさを追求した備品

ハウスリネンはフランスのガルニエ・ティエボー社製。

タオルは石井さんの理想のタオルを再現し、ユニセックスな香りのアロマ「ブルーパイン(青松)」はオリジナル。

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5)バスルーム
窓を開ければ露天風呂のような開放感

石井風子さん ホテル
1階客室に備えつけたバスルームは、「糸島は温泉がないので」ウッドデッキを採用。蛇口横には虫除けや消毒効果のあるユーカリポポラスが。

6)レジャーセット
自然を楽しむためのグッズがいろいろ

ビーチマット、バスタオル、ビーチサンダルなどが入ったカゴが、麦わら帽や双眼鏡、ハンモックと一緒に用意されている。バードウォッチングもおすすめだそう。

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7)パントリーとサブレ
パントリーと命名されたお土産屋さん

菓子研究家・福田里香さんプロデュースのレモンサブレも人気だ。

海辺ならではのお土産、オリジナルグッズの他、ポストカードやスケッチブックなども揃う。

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