【2】福岡のライフスタイルをリードしてきた『B・B・B POTTERS』オーナーの理想をかたちにしたゲストハウス。

石井風子さん ホテル

福岡で老舗雑貨店『B・B・B POTTERSスリービーポッターズ』を営む石井風子さん。自然豊かな糸島にゲストハウスを2 年前にオープンさせました。40年余り「もの」に関わってきた経験をかたちにしたゲストハウスです。

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絶景を有した建物は、70年代前半に某企業の保養所として建てられたものです。国定公園の中にあるため、手をつけられていない自然がまわりをすっぽりと囲み、海も荒らされていませんでした。石井さん夫妻は、着工前に、1年通してこの環境を観察することに。

暑さや寒さ、台風はどうか、風の音、海や空の色、植物たちの変化する様子などを、定期的に泊まりに来ては、自らで体感したといいます。それは、自然に寄り添いながら、この自然を心ゆくまで楽しんでいただくサービスを提供するために必要な時間だと判断してのこと。

その後、約1年かけて改装しました。各部屋に置かれたマナーノートには、ゲストハウスに「あるもの」と「ないもの」が記されています。「あるもの」は、静かな部屋、おいしい料理と朝ご飯、自然と海、波の音、鳥の声、草木の香り、ハンモック、昆虫たち、心地のよい時間。そして、「ないもの」で象徴的なのが、テレビと過度なおもてなしでしょうか。

理想のゲストハウスのためにこだわったところ。

1)ロゴとマーク
デザインでイメージを伝える。

石井風子さん ホテル
デザインはサン・アドの葛西薫さん。マークは糸島の海と空と岩を象り『B・B・B POTTERS』のテーマカラーのブルーと海のブルーに、グレーをバランスよく配して。

2)生花を飾ること
季節の花でお客様をお迎えする。

石井風子さん ホテル
季節の花々をミニキッチンで生ける石井さん。スタッフが摘んできた草花を生けることも。館内で使えるようにと、敷地内で花や樹木、ハーブも栽培中。

3)朝食とディナー
ゲストハウスに泊まるといただけるとびきりの食事

朝食のフルセット。

シンプルに調理された糸島や九州の旬の食材がいただける。中でも、石井さんもお取り寄せしている「野菜やトラキ」の野菜は美しくて味も抜群。

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