【島田順子さん連載01】東京の自宅にゲストをお招きするときは……。/前編

島田順子さん カレー

東京の自宅にゲストが訪れたら手料理を振る舞うことも。メニューを考えて買い出しに行き、キッチンに立つのは、忙しい日々のストレス解消にもなるそう。~前編~

友達が大勢家に遊びに来る日は、カレーを作ります。旬の素材をたくさん使えるし、ソース料理って人数が多いときにちょうどいいでしょう? 自己流で作るカレーですが、ありがたいことに友達には好評です。前日から作っておくと材料に味が染みておいしくなるんですが、忙しくてそれが難しいときでも、当日の朝早起きして材料を揃えます。

フランスでは、馴染みの八百屋さんやお肉屋さんをはしご。お店の人と話しながら吟味して選びます。東京では近くのグローサリーへ。高価なものとか、特別な材料は買いません。その時季にお店に並んでいる旬のものが一番おいしいはずだから。食べ物はやっぱり素材が大事で、それさえちゃんと選べば十分おいしくなる。ごはんってそういうものだと思うのよ。

島田順子さん カレー
東京の家ではよくカレーをリクエストされるそうです。スカートの上にギャルソンエプロンを重ねて。動くとエプロンのスリットからプリントがのぞきます。

誰かを家に呼んでもてなすのに、どんなメニューにしようかと考えるときは、まず来る人たちの好物を思い出します。何をおいしいと言っていたか、あの人はこの味つけが好きとか、ご飯は硬めがいいとか、結構覚えているんです。その好物がサイドメニューだったら、そこからメインを考えたりして。それって服のコーディネートと似ていません? きょうはこの靴を履きたいからスカートはこれ、とか。メニューもそうやって作っていきます。心でもてなしたいので、テーブルの上のビジュアルもできるだけ堅苦しくなく、気取り過ぎないようにしています。

→カレーの作り方は後編に続きます。(7/25更新)

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