【園部曉美さん×中園五月さん】仲良し姉妹。いいときも悪いときも、料理が家族の絆をつなぐ

園部曉美さんと中園五月さんが並んで微笑んでいる

人生経験を積んでいくと、親しい人との関係性も少しずつ変化するのは当然のこと。良い関係を楽しめている姉妹が語る、つながりや今の距離感を保つ秘訣とは?

園部曉美さんと中園五月さんが並んで微笑んでいる

7人兄弟姉妹の長女、次女として生まれ育った姉の曉美さんと妹の五月さん。「年が近いから、幼い頃は友達のようでもあり、ライバル心ももっていました」と語るのは妹の五月さん。

「社会人になり、お互いに家庭をもってからはしばらく疎遠に。そんな私たちの関係を再び結びつけたのが、精進料理でした」

子育てが終わった40代半ば、五月さんが「お姉ちゃんもやらない?」と曉美さんを誘ったのがきっかけで、殺生をしない料理の考えに曉美さんも共感。

園部曉美さんと中園五月さんの後ろ姿
手際よく調理を進める息の合った様子は、さすが気心知れた姉妹。 「精進料理の会」を定期開催。毎月第3木曜は世田谷WOOにて。

60代で精進料理ユニット「iori」として活動を始めます。お互いが気持ちよく仕事をするうえで大事にしているのは「甘えないこと」と曉美さん。

「家族ならわかってくれるはずはトラブルの元。言うべきことは正直に、 丁寧に言葉にして伝えるようにしています」。相手に誤解を与えたり、不愉快にさせたりするのも言葉が足りないから。

「他人だったら心遣いができるのに、肉親だとそれができない。昔のことまで思い出してカチンときたりしてね」と五月さんは笑います。「ただ、 私たちの間ではルールはなし。今度はそのルールを守っているか気になっちゃうから」と曉美さん。

福島『omoto』の包丁と名前入りのまな板。
お揃いで使っている福島『omoto』の包丁と、生徒さんからいただいた名前入りのまな板。
曉美さん作のマーラーカオと五月さん作の白和え
曉美さん作のマーラーカオと五月さん作の白和え。メニューはそれぞれが考案。幅広い世代に向けて精進料理を提案。
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「距離が近い家族だからこそ、つきあい方が難しい面もある」と正直な気持ちを語ってくれた五月さんですが、多くの人に精進料理の魅力を伝えたいというのが共通の想い。

「目的が同じだから、違うところや気になる部分があっても認め合える」というお二人。

「70代になって、関係性がよりシンプルになった気がしています。これからはお互い健康も気を遣わ ないとね」

『クウネル』2022年11月号掲載

写真/玉井俊行、取材・文/小林賢恵

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