【フランス女性の人生で大切なこと】信頼できる友人が隣にいる。 それが幸せのファクター

フレデリ ック・ペトラッカさんと家をシェアし て暮らすフローレンス・ブノンさん。

3年前に南仏のユゼスに越して、以前から友人だったフレデリック・ペトラッカさんと家をシェアして暮らすフローレンス・ブノンさん。そんな彼女の幸せの形とは?

南仏の最も美しい街と称される、ユゼスへの移住

「パリでは飲食業のマネージメントをしていたフレデリック。友人の結婚式で知り合い、友人になりました。2015年のパリ同時多発テロがきっかけで、私たちと友人でマヨルカ島に別荘を持ち、週末は大自然の中で過ごすことで心のバランスが取れていました。

でもコロナでマヨルカへの渡航が困難になり、手放しました。そこで私は思い切ってユゼスに引っ越しを決め、その手伝いに来たフレデリックまでこの街を気に入り、それならばと私の家で同居することになったんです」

GALER IE DE L’UZÈGE
伝統的な建築である、アーチ型の天井があるギャラリー「GALER IE DE L’UZÈGE」。

ユゼスは人がやさしく、文化的な要素と自然の美しさがある街。ここに住み、家族がいなくとも信頼できる友人がいる暮らしを幸せだと気づいたそう。

「私は7人兄弟姉妹の大家族に育ちながら、バカンスや外食、季節の行事も一切しない “生きる楽しさ” がない環境で育ちました。だから18歳で独立し、 家族とは交流がありません。

フレデリックは、ユゼスにアートギャラリーを開設する際、私にも声をかけてくれて仕事でもパートナーになりました。

ユゼスにアートギャラリーを開設
展示物や展示するスペースは、ふたりで決める。作品がより生き生きと見えるように、あれこれ意見を交わ し、何度も掛け替えてみる。
フィリップ・ジャスール
ギャラリーで展示会予定のアーティスト、フィリップ・ジャスール氏との打ち合わせ。今の仕事がとても楽しいとフローレンスさん。
展示会準備の様子
フローレンスさんは展示会準備、フレデリックさんが マネージメント、フレデリックさんの親友(パリ在住)がキュレーションを担当。
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たわいのない会話が楽しく、幸せ

ギャラリーで食前酒を飲みながらアートを鑑賞してもらう “アートアペロ” というイベントを始め、通りすがりの人にも声をかけ、人と人が繋がっていく楽しさを知りました。その縁あってか、本当に幸せな暮らしが実現しました」

週末のアペロタイム
週末になると、とくに声をかけなくても自然と友だちが集まってくるフローレンスさんの家。
庭でアートアペロ
庭でアペロをした後は、ユゼスの街へディナーにでかけることも。お互いが自由なタイミングで行き来できるのも田舎暮らしの良さ。
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フレデリックさんは同性愛者ゆえに、 お互いの生活には干渉せず、恋愛も自由。でも必要な時は助け合う信頼関係の上に成り立つ友人です。

「私たちはパンクカップル。独身者同士の新形態でもありますが、間違いなく新しい家族の形でもあるんです」

写真/篠あゆみ コーディネート/鈴木ひろこ 文/今井恵 再編集/久保田千晴

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