【マチュア世代フランスマダムの暮らし】シネマ、公園、アンティーク店……毎日が新鮮なパリの街歩き

リュクサンブール公園

毎日どこかにマルシェが立ち、エリアによって表情が変わるパリの街。文化的な香りがする地区、移民が多いエキゾチックな地区、下町情緒溢れる地区……。それぞれが違う顔を持つパリの街を、毎日お散歩しているというアニエル・ルコントさんに、行きつけの場所を案内していただきました。

アニエス・ルコントさんは仕事をリタイアした今、寒い季節もお天気が悪い日も、毎日5kmほどの街歩きを楽しんでいます。

「日頃運動をしていないので、健康のためもありますが、家にこもっていては気づけない空気感や、街の雰囲気を知ることができてとても楽しいんです」

今回は、そんなアニエスさんのお気に入りの店、そしてルコント家御用達のアドレスを紹介してもらいました。


■ Cinéma


7Parnassiens セット パルナシエン
『7Parnassiens(セット パルナシエン)』
「ここは老舗映画館。インディペンデントな作品を平日にふらりと」
パリの映画館
「映画は人生に欠かせない大切な一部です。夫とは作品の好みが違うので、ひとりで来る方が気楽です」
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■ Jardin


リュクサンブール公園
リュクサンブール公園
「一番好きな季節は秋。10月の花のしつらえがとても素晴らしいんです」

■ Optique


Riveye(リヴァイ)
『Riveye(リヴァイ)』
「メガネは顔をやさしく見せてくれるので必需品。ここはすべてがプロフェッショナル」
丸い形のセルタイプメガネ
「毎年メガネを新調しますが、丸い形のセルタイプを選ぶことが多く、職人技の光る逸品に出合えます」
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「何もかもが揃う大型店より、人とコミュニケーションをとりながら買い物ができる店に惹かれます。そしてオーナーのこだわりが見え、店が持つ背景や世界観を感じる店が好きです」


■ Antiquités


ヴィンテージを扱う店
『Portobello(ポートベロ) 』
「ヨーロッパ各地の20世紀のヴィンテージを扱う店。 希少性のある品やコンディションの良さに定評が」
Portobello(ポートベロ)
「家具や道具は1点ずつ集めた古いものが多いんです。娘たちの独立時は家具を引き取ってもらいました」
パリのヴィンテージ店
「会社員だった女性が10年前にオープンした店。セレクトやディスプレイが素敵でファンになりました」
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人の話し声や車のクラクションなど、 すべてをひっくるめてパリの音が好きとアニエス・ルコントさん。日々新しい発見がある街歩きは、これからも続きます。

写真/篠あゆみ コーディネート/鈴木ひろこ 構成・文/今井恵 再編集/久保田千晴

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