クウネル・サロン編集部にもファンが多いフランス車・カングー。アツい愛好者が一堂に会するハッピーなイベントと話題のルノー カングー ジャンボリー』に参加してきました。
中央道がカングーで埋め尽くされた日
東京から山中湖へ向かう車中。富士山麓へ近づくにつれ、右に1台、後ろに2台、、と増え続けるカングー。赤、青、黄色、カラフルで四角くてかわいい車がたくさん!到着前からワクワクが始まっていました。
コンパクトなボディながら、背が高く多様な使い方ができるカングー。何と言っても、フランス車らしいかわいいデザインが人気で、世界中のおしゃれさんたちに愛されている車です。
他の車じゃだめなんです!
「カングーでなくちゃ」というファンも多く、そんなファンが集まって、「カングーっていいなあ~」と再認識し合うイベントがカングー・ジャンボリー。コロナでしばらくはオンライン開催にとどまっていましたが、今年の10月16日(日)、3年ぶりに山中湖交流プラザ きららにて開かれました。
私らしさを表現できる車
この日集まったカングーは1783台!なんと、これは世界でも一番の数字だそう。きれいな色にチェンジしたり、シートを変えたり、シールでかわいくデコレーションしたり……。オリジナリティを発揮し、カスタマイズがかわいいのもカングーの特徴で、ずらっと駐車場に並んだ個性豊かなカングーを眺めているだけで心が躍ります。
来春、モデルチェンジ
さて、この日の最大の見せ場は、メインステージ上で行われた新型カングーのお披露目。ニーズの高い商用車としての使いやすさを残しながら、乗用車としての魅力もバッチリ。「カングーらしさ」が残った外観に、ファンからは歓声が上がっていました。
カングーファンが「らしさ」のひとつとして挙げる、観音開きのバックドア。本国フランスでは、 モデルチェンジで跳ね上げ式 にアップデートされたものの、日本のファンのためにと、日本モデルは観音開きにこだわったのだそう。(当日、登場したイエローカラも日本専用色)
素敵なカングーユーザースナップ
会場にはさまざなブースがあり、見ていて飽きませんが、特に楽しかったのはフリマスペース。 来場者がお店を展開しているのですが、 カングーのバックドアを開けて品物を並べているのですが、カスタムした車内が見られたり、カングー愛を聞けたり……。カングーがただの車じゃなく、「暮らしを豊かにしてくれる相棒」なんだということが伝わってきたのでした。
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ときには憩い、集い、リラックスする。サードプレイスとして車の魅力が見直されているいまにぴったりな車だと、改めてカングーの魅力を知ったイベントでした。
取材・文/鈴木麻子