山本浩未さんの日々に、大切な句読点を生む中国茶の存在

お茶は大切な句読点だと語る山本浩未さん。多忙な山本さんに、中国茶との出会いと楽しみ方を教えてもらいました。

「お茶はヨガみたいなところがあるの。呼吸を整えて、精神を統一してお茶を淹れると、心がスーッと落ち着いて、気持ちもリセットします」

山本浩未さんが中国茶の面白さ、美味しさに目覚めたのは7、8年前のこと。台湾旅行のときに行った茶芸館での経験で、いっぺんに引き込まれたのです。台北で撮影した画像を見たりして、自己流で楽しんでいたところ、2018年、台北で話題の茶芸館「小慢(シャオマン)」が、京都店をオープン。オーナーの謝小曼さんがそこでお茶を教えていると聞いて、東京から京都へ1年間稽古に通い、そのお茶の世界に触れました。写真のように、台湾のものだけでなく、日本や西洋の器を自由に組み合わせるセンスは先生に学んだもの。「今日はお客さまにお茶を出すしつらえですが、自分ひとりのときにも、同じように道具を並べて楽しんでいます。ちょっとおままごとみたいで楽しい」

お茶を選んで、ゆっくり淹れ、味と香りを楽しむ。そんなひと時が、多忙な山本さんの大切な句読点なのです。

中国茶は繊細な風味を楽しむものなので、合わせるお菓子は甘すぎないものを選びます」
今日は茶器をブルーとシルバーで統一。「アクセントに赤いネイルにしてみました」
小慢の中国茶 謝小曼さんが主宰する茶芸館「小曼」オリジナル。季節により商品は変わる。https://www.facebook.com/xiaoman.tea
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