【住まいと暮らしvol.48】北欧に似ている北海道・東川で、自然を愛しむ生活ーセキユリヲさん

築50年の家をこつこつリノベーションしたというセキさん宅。「外装も内装も、家具も夫を中心にほとんど手づくりしました。壁が塗りかけのところもあり、今も住みながら直し続けています」

部屋の真ん中にある薪ストーブは、冬の大きな楽しみだそう。「スープを温めたり、ピザやパンを焼いて、できたて、アツアツをいただきます」

普段使う器は、家族みんなの手の届きやすい棚に。「北欧のものと、日本のものが半々くらい。シンプルで使いやすい大きさと形、重すぎないものが好み。アラビアのマグのイエローがアクセントになっています」

夏の間、畑でどっさり収穫したトマトをソースにして、毎年瓶詰めに。「冬の保存食として、パスタや煮込みなどにして、おいしくいただいています」

飾り棚には、庭で採れた草花や松ぼっくり、子どもの作品などで季節を感じられるように。「今の時期は、秋に採れた紫陽花をドライフラワーにしたものが、淡いベージュピンクのいい色になってきました」

畑で採れたディルをドライハーブに。「冬の間はインテリアのアクセントとして、来年の春は種を蒔いて。自然の恵みを味わっています」

ワークスペースの書類棚。「書類やこまごました文房具は、無印良品のボックスに収納。針や糸などの裁縫道具は、「IFUJI」のシェーカーボックスに」

古道具の窓枠を白く塗って額に仕立てて、自身のシルクスクリーンの作品を飾っているそう。

古道具の持ち手の金具を、棚板の下に取り付けて。「鍵や熊鈴、ヘアバンドなど、日常的に使うものを吊るしています」

セキさんがスウェーデンの手工芸学校で学んだ「カード織り」の作品。近くの川に流れ着いた、流木に吊るしてインテリアに。

窓辺には、藁で仕上げた小鳥や白樺細工など、知人の作品を吊るして。「作品越しの風景を眺めるのが、お気に入りの時間です」

カーテンは、好みのリネン生地をIKEAのカーテンワイヤーに吊るして使って。「シンプルで、光の透け感が気に入っています」

いつも温かく、美しく風景を切り取ってくれる、木の窓枠。葉っぱに雪がついている姿がかわいくて思わずパチリ。

子どもたちのデスクは、木工の工房を主宰するご主人の手づくり。「窓辺が明るくて居心地がいい場所。息子は、お気に入りの車のおもちゃで集中して遊んでいます」

森で拾ったという、枝つきのカラマツの松ぼっくり。「お花みたいでかわいい。自然物を家に取り入れると、穏やかな気持ちになります」

部屋やごはん、お気に入りの道具たちを本人撮影の写真で見せていただき、バトンを繋いでいくリレー連載。前回の望月早苗さんのバトンを受けてご登場いただくのは、「サ ...[続きを読む]

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