引越しで始める新しい生き方。三浦半島に移住した岡田サリーさんの心の変化とは?【前編】
いくつになっても心躍る「引越し」。縁あって新しい家に引越したクリエイターの新しい住まいを見せてもらいながら、暮らし方や心もちの変化を伺います。今回は、鎌倉から三浦に引越したメイクアップアーティストの岡田サリーさんの新居を訪問しました。
PROFILE
岡田サリー/おかださりー
メイクアップアーティスト、ファスティングマイスター。自宅で開催する料理教室も人気。岡田ファミリーの蕎麦屋『手繰(たぐる)』Instagram:@t_a_g_u_r_u が鎌倉・極楽寺にオープンしたばかり。https://linktr.ee/okadasally
懐かしい場所で人生初のひとり暮らし
岡田サリーさんが、10年間住んでいた鎌倉・七里ヶ浜から三浦半島の油壺に近い場所に引越したのは1年前です。
「娘がWEBでみつけた物件写真を、可愛い!と思って、見に来たのがきっかけです。外観はボロボロですけれど、ドアを開けたら、中はきれいにリノベーションされていて驚きました。キッチンも可愛いし、その場で『買います!』と。『買いますから、今の私の家を売ってください』と、不動産屋さんにお願いしました。すると、七里ヶ浜の家も情報公開したその日に、知人が『僕が買います』と。トントン拍子にすべてのことが進みました」
夫亡き後、79歳まで払い続ける不安を抱えていた住宅ローンも一括返済でき、次に住む家も買えることになったサリーさんは、同居中の娘夫婦と孫と三女、4人の家族に、「ママはこの家を売って、別の家を買って、ひとり暮らしするので、皆さんそれぞれに解散!」と宣言したそうです。(中編に続きます)
前の家@鎌倉
「購入当時築40年の“昭和”な家を、夫と一緒に通いながら、住みながら、セルフリノベーションしました。楽しかったです」
岡田サリーさんのYouTube動画も公開中!
中編・後編を読む
『クウネル』9月号掲載 写真/加藤新作、取材・文/黒澤弥生