猛暑が続いたこの夏も、葉山に暮らす伊藤千桃さんは変わらず溌剌としていて夏バテ知らず。まだまだ蒸し暑い日々が長く続き、食欲も落ちてしまいがちなこの時期におすすめなメニューを教えていただきました。
ビーツや赤唐辛子を使った赤い料理
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食べたいものが思いつかない日は、遊び心のある色鮮やかなお料理やドリンクで気持ちをリフレッシュさせるという伊藤さん。
「色鮮やかなお料理で目から食欲を刺激し、気付けば完食。心も身体も元気がみなぎってきますよ。夏の定番はビーツを使った真っ赤なお料理。ビーツはボルシチなどロシア料理で使う印象が強いですが、うちでは普段からよく使う野菜。毎年種から育てて収穫しています。」
「生でも茹でても美味しく、真っ赤な色が楽しめるので、サラダやピクルス、スープなどにアレンジしています。お料理に赤い彩りを添えたいときによく使うのが赤柚子胡椒。柚子胡椒は青唐辛子と青柚子を使って青い柚子胡椒も作りますが、彩り添えには赤い方が活躍。白いお料理に沿えるとアクセントになってテーブルが華やかに」
甘酸っぱい赤紫蘇ジュースと杏ジャムで元気を注入
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伊藤さんが春から晩夏にかけて頻繁に作っているのが赤紫蘇ジュース。赤紫蘇の爽やかな香りとさっぱりとした酸味で食欲増進効果が期待できます。
「赤紫蘇ジュースは大好きで頻繁に作っています。紫蘇の煮汁お酢を入れるとパッと綺麗な赤色になり、化学実験みたいで楽しいの。今年は、庭の杏が豊作で、初夏に収穫してジャムにしておきました。冷蔵庫で保存し、少しずついただいています」
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