ツウの熱海旅行はしっぽり温活。大人のための温浴サロンで体の芯からリフレッシュ

明るいイエローフラワープリントの壁紙と落ち着いた和の設えの廊下のスペース。塗り壁にはパウダー状にしたVOLCAを加えてあり、消臭効果にも一役買っているそうです。

昭和3年(1928年)に建てられた古民家をリノベーションした隠れ家的な佇まい。媚びた感じがないので男性客が多いのも納得。

入り口の引き戸は古い銭湯のもの。逗子の古道具店・桜花園で見つけたんだとか。温活施設にはピッタリです。

施術前に体内の水分を入れ替えるような気持ちでたくさんのお水を飲みます。所要時間は20分程ですがカウンセリングで緊張がほぐれて気持ちが軽くなるという人もいるんだとか。

問診票はいたってシンプル。質問に答えていくことで自分の体調や生活を見つめ直せていることに気づきます。友達と一緒に予約してもカウンセリングは別々なので安心して悩みなどを話せます。

カラッとしていて嫌な感じのこもった熱さはありません。この部屋の岩盤や壁にもVOLCA が埋め込まれているそうです。

入る前のVOLCA Bath はサラサラとした気持ちの良い砂浜のよう。

ダイエットや小顔といったエステ目的やドクターの紹介で来店する治療に近い方まで幅広く対応。カウンセリングに基づき、セラミックボールをかける量や部分、時間は違うんだとか。

顔には汗が滴り、紅潮しているのがわかります。スタッフさんが汗を拭いてくれ、ストローで水を飲ませてくれるます。

細かく粉砕したVOLCAを瀬戸で焼いた3mmのセラミックボール。大きすぎず小さすぎずの体に心地良いジャストサイズ。

シャワーを浴びて、部屋を出る際、高温洗浄をしている浴槽には自分の老廃物が。まるで水に浮かぶ油のようでサウナや入浴で流している汗とは全く別物でした。

整い部屋に運ばれてきたお出汁のお盆。和で統一された世界観。お出汁の鰹節は創業明治22年の熱海の老舗・杉本鰹節商店の本鰹節が使われています。

お塩は伊豆諸島で作られた天然塩、塩昆布は北海道の昆布、味噌はVOLCAと同じ熊本の無添加・無肥料・無除草剤の玄米味噌。鰹節やお塩、塩昆布、お味噌は購入することも可能。

上がってから10分以上経っても全身から汗出ている状態。ブツブツの跡が消える時間は個人差があるようですが私はここを出る頃には消えていました。

深部体温が上昇し、顔も体も紅潮しているのがわかります。建物内には時計がなく、BGMもない凛とした空気感。

スッキリとしたデトックスした後の爽やかな笑顔。アドバイザーさんが「良い熱で体を温めるのが体に良いのは備長炭でじっくりと焼いた焼き鳥が美味しいのと同じだよ。」と言われて、思わず納得。

学芸大学の生活雑貨の店『MIGO LABO』の店主であり、フォトグラファーとしても活躍する、〈クウネル・サロン〉プレミアムメンバー石黒美穂子さん。熱海にできた温浴サ ...[続きを読む]

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プレミアムメンバー

石黒美穂子

フォトグラファーとして女性誌、WEBなどで活躍。生活雑貨のセレクトショップ「MIGO LABO」(東急東横線・学芸大学駅)のディレクターも務める。
https://www.migolabo.com/
Instagram : @migolabo @ishiguromihoko

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