【いま巡りたい街】深・渋谷…大人の好奇心を満たす街のとっておきスポット(後編)

今注目を集める東京の5つの街。地元を愛する達人に、地元民だからこそ知る隠れたスポットやとっておきの楽しみ方を聞きました。新しさとベーシックが生きる文化圏、渋谷。トータルビューティーデザイナーの美木ちがやさんに案内していただくのは、駅を離れた「深めの渋谷」=並木橋、神泉、代官山等。後編は新旧混在のおすすめスポットを。

『メゾン・ド・スリジェ』地元に根付く、カジュアルな フレンチレストラン&デリ。

〈春野菜と帆立貝のコンソメロワイヤル 春菊のクーリー〉は春の前菜。ランチコース 5,900円~(税・サ込)

左より〈サラダニソワーズ〉680円 〈スペイン風野菜のオーブン焼き〉680円

交差点前の立地。

デリのショーケースにはフレンチの定番惣菜が。チーズやデザート、ワインなども並ぶ。

鉢山町の交差点に佇む小さな古民家のレストラン。オープンは2007年。以来、肩肘張らずフレンチが楽しめるお店として、地元で愛されている。1Fにあるデリは、ショーケース内のメニューに加え、オーダーが入ってから調理してくれ、出来立てを買って帰れる料理もある。

「ワインに合うパンや惣菜をよく買います」(美木さん)

メゾン・ド・スリジェ

住:渋谷区鉢山町2-2
営:レストラン12:00~16:00、18:00~22:30 デリ11:30~16:00、17:30~21:00
休:月・火曜
メゾン・ド・スリジェ公式HP

『FUNCTION JUNCTION』宝探し気分の買い物が楽しい! “本気”のアウトドアショップ。

世界中のトップブランドの中から、時代に合わせたアイテムをチョイス。

テントポールメーカーが作るヘリノックスのコンフォートチェアは、座り心地抜群! 美木さんも購入。1万5,180円

約11坪の中に7000以上のアイテムを揃えるアウトドアショップは「いつも変わらずにずっとそこにある、心強い店」(美木さん)。

62年前に日本を代表するトップクライマーが創業、扱うギアはすべて“本物”。「最近人気のトレイルランニング用アイテムは軽く動きやすくおしゃれなので、クウネル世代のデイリーウェアにぜひ」と店主。

FUNCTION JUNCTION(ファンクション ジャンクション)

住:渋谷区宇田川町12-14
営:11:30~20:30
休:無休
FUNCTION JUNCTION公式インスタグラム

『オ・タン・ジャディス』古のオリーブ少女、憧れの店。ガレットの焼ける香りにうっとり。

〈トマト、卵、チーズのガレット〉(オレガノ風味)。ドリンクとセットで1,800円

注ぐ陽の光が心地良い。店内の什器や雑貨の演出も素敵。

 

1985年、サロン・ド・テとして開店、90年代からは、人気メニューだった仏・ブルターニュ地方の郷土料理、そば粉のガレットと、クレープの専門店に。「渋谷の歴史の一角を担う風格を感じます。ギンガムクロスには永遠の力が宿る」(美木さん)。

最近は子育てを終えた世代の来店が増えたそう。

オ・タン・ジャディス

住:渋谷区神南1-5-4 ロイヤルパレス B1F
営:11:30~19:00
休:火曜定休、水曜不定休
オ・タン・ジャディス公式HP

『DARUMA STORE -Tokyo-』カラフルな毛糸は全部オリジナル。編み物心をくすぐられます。

毛糸は常時250種類ほどが店頭に並ぶ。

アパレルとコラボレーションしたデザインも。

飾られたニットアイテムは見本で、それを編むための編み図と毛糸がセットになったキットを販売している。

ダルママークの糸でおなじみのブランドの、オリジナル国産毛糸や布地を扱う手芸店が昨秋オープン。ユニークなのが、ニットの編み図を1点から買えること。「ここに来ると何かを作りたい気持ちになる」(美木さん)。

取材時も世代、国籍、さまざまなお客さんが来店し、毛糸や編み図をお買い上げ。編み物ブームがやってきそうな予感!

DARUMA STORE -Tokyo-

住:渋谷区恵比寿西2-6-1
営:10:30~18:00
休:日・水曜定休 ほかに不定休
DARUMA STORE -Tokyo-公式HP DARUMA STORE -Tokyo-公式インスタグラム

『BLACK TERRACE』このエリアでは珍しい解放感。テラスでのランチは旅気分です。

アラカルトより〈ローストビーフのサラダ〉(レギュラー)3,000円、〈グラスワイン〉1,000円~

リゾートムード漂うテラス。簡単な会員登録で利用できる。

広々の屋内。

「こんなところにお店が?!と驚かれる穴場です。特にテラスが好き」(美木さん)。

備長炭と薪で仕上げるグリルメニューなど本格的なカリフォルニアスタイルの料理と環境を提供するレストランは、ドッグフレンドリーを標榜。空間はゆったりとしてルールも整備されているので、犬と一緒の場合もそうでない場合も快適に過ごせます。

BLACK TERRACE

住: 目黒区青葉台3-1-12 青葉台イーストビル4F
営:12:00~15:00 18:00~23:00(土・日曜、祝日~22:00)
休:月曜、最終日曜
BLACK TERRACE公式HP

『ouah ouah』愛犬が喜ぶヘルシーフードは、素材にこだわった手作り。

店内外の犬のイラストが目に留まる。ラブラドールと柴犬の2匹が看板犬。

左:〈混合節だしパック〉1,750円、〈ドライバナナ〉880円

店名は仏語で“ワンワン”の意味。

コンセプトはレストラン・フォー・ドッグ。犬のための“身体に良いフード”を扱う店。無農薬野菜やクリーンな動物性タンパク質の食材を、店内で丁寧に手作りするものも多数。煮干しやだし、ドライフルーツなども人気で、「うちの犬も餌にだしパックを振りかけると食欲アップ」(美木さん)。

ouah ouah(ウワウワ)

住:渋谷区恵比寿西2-18-6 代官山ウイング102
営:10:00~20:00(金曜12:00~22:00、土曜10:00~22:00)
休:無休
ouah ouah公式HP ouah ouah公式インスタグラム

おすすめスポットのアドレスは並木橋、神泉、その間を結ぶ代官山。また代々木公園寄りや青山との中間点に……!

「親しみやすさは渋谷圏の魅力ですね。歴史があっても堅苦しくないし、センスがよくてカジュアルな本物やおいしいものに楽に到達できる土地柄」

喧噪を逃れて至る深めの渋谷では新旧が混在し、大人のリアルな価値観が満たされます。初耳の場所も多いはず。

ガイド紹介

美木ちがや/みき・ちがや

母の川邉サチコさんとともに『KAWABE LAB.』を主宰。美容とファッションの世界でトータルに活躍中。大型犬の散歩が日課。愛犬家同士で街情報交換も活発に行う。

『クウネル』2024 5月号掲載 写真/山崎智世、取材・文/河野友紀、原 千香子

SHARE

『クウネル』No.126掲載

私の好きな東京

  • 発売日 : 2024年3月29日
  • 価格 : 1000円 (税込)

IDメンバー募集中

登録していただくと、登録者のみに届くメールマガジン、メンバーだけが応募できるプレゼントなどスペシャルな特典があります。
奮ってご登録ください。

IDメンバー登録 (無料)