「映え」の宝庫!ドラマのロケ地の定番、『明治村』でレトロ建築を堪能しました

学芸大学の生活雑貨の店『MIGO LABO』の店主であり、フォトグラファーとしても活躍する、〈クウネル・サロン〉プレミアムメンバー石黒美穂子さん。仕事柄、日本全国に旅に出かけている旅の達人です。今回の旅の目的地は愛知県犬山市にある博物館明治村。レトロな建物を楽しんできたそうです。

レトロ建築のオンパレード

愛知県犬山市にある博物館明治村は明治時代を中心とする建造物や歴史資料を保存展示している野外博物館で近代日本の基礎を築いた「明治」を、郵便局、病院、灯台、教会などの建物を通して体験できるテーマパークです。約100万㎡の広大な敷地を1丁目から5丁目とエリアごとに分けており、1日では回りきれないほどたくさんの名建築が揃っています。

名古屋の実家が近いこともあり、幼い頃に何度か家族で行った覚えはあるのですが写真があるだけでほとんど記憶には残っていませんでした。

好きなドラマのロケ地として使われたり、フランク・ロイド・ライトが設計した帝国ホテルは様々な番組で紹介されたりしていて、訪ねてみたいと思っていました。先日、名古屋に行く際に少し時間があり、待望の明治村を訪れることができました。

登録有形文化財の帝国ホテル中央玄関。堂々とした風格のある外観。明治村の中でも特に人気のスポットです。

フランク・ロイド・ライトらしい多様で秀れた空間構成。ホテル内には休憩できるソファーもあり、ゆっくりできます。

影まで計算された照明器具。細部にまでこだわった造形美は現代にも通じる美しさ。

幼少期、明治村で父が撮影した写真。水玉のワンピースでおめかししています。

2018年のNHK朝の連続ドラマ「まんぷく」のロケも行われました。

帝国ホテルと聖ザビエル天主堂

広い敷地に見たい建物が点在しているので優先順位をつけて見ていくことに。北口から入り5丁目の帝国ホテル中央玄関からスタートし、散策しながら南の1丁目に向かいます。

荘厳な聖ザビエル天主堂では平日で人が少ないこともあり、ほぼ貸切状態で静かに鑑賞できました。

聖ザビエル天主堂がバランスよく背景に入る天童眼鏡橋はフォトスポット。

白い外壁が青空に映えます。明治村では結婚式やフォトウェディングなども行うことができ、ザビエル天主堂は人気の教会堂です。

厳かな雰囲気の聖堂内。ステンドグラスから日差しむ光が聖像や祭壇を照らしてムード満点。

聖ザビエル天主堂から見た5丁目エリア。金沢監獄中央看守所・監房や東京駅警備巡査派出所、小那沙美島燈台などは引きでも写真映えします。

明治初期の貴重な洋館建築、西郷從道邸

一番南にある1丁目の西郷隆盛の弟・西郷從道(さいごうつぐみち)邸は明治初期の貴重な洋館建築。内部の装飾や再現されたテーブルセッティングはとても豪華で当時の華やかな世界を垣間見ました。

設計には当時活躍したフランス人建築家のレスカスが関わったとされていて、洋館がほとんどない時代の建築はきっと大変だっただろうといろいろな妄想が膨らみます。

椅子のある暮らしが珍しい明治時代に海外からのお客様の接客に設けられたお屋敷。テーブルウェアはノリタケのもの。

東京・目黒区に建てられていた洋館。2階は学芸スタッフの建物ガイドに参加の方のみ見られます。今回は時間が合わず見られず残念でした。

シンプルな真鍮ベッドのある寝室。インテリアとしても気になるポイントがいっぱい。

置物や壁に掛けられた写真や絵画など骨董好きとしてはじっくりと鑑賞したいものばかりです。

森鷗外・夏目漱石住宅

同じく1丁目の森鷗外・夏目漱石住宅へ。敷地内のいたるところにフォトスポットがあり、見過ごせずついついパシャリ。フォトスポット巡りもかなり楽しく、スマホの自撮り用スタンドもあるので満喫できます。

なりきり夏目漱石。額に当てる手を右左間違えてしまったのはご愛嬌。

2丁目の清水医院には白衣が用意されたフォトスポットも。

2丁目の京都七条巡査派出所の中にはかぶることができる帽子が用意されており、思わず敬礼ポーズで撮影。

西園寺公望別邸「坐漁荘」

3丁目にある明治時代の要人・西園寺公望(さいおんじきんもち)別邸「坐漁荘(ざぎょそう)」。ここでは職場体験の地元の男子中学生ガイドさんの案内に和みました。

幼少時には絶対わからなかった数寄屋造りの良さがわかるようになりました。

2階から庭園を眺めると背景に入鹿池(いるかいけ)まで見渡せるビューポント。庭園まで再現されているのはここだけなんだとか。

明治レシピのコロッケで腹ごしらえ

明治時代のベストセラー恋愛小説「食道楽」に登場するレシピを再現・アレンジした「食道楽のグルメ」でコロッケとカレーパンを食べました。

敷地内にはベンチも多く設置されていて休憩しやすく、ご年配の方にも優しい環境なのも良かったです。

5丁目の帝国ホテル中央玄関前の芝生広場にある「食道楽のコロツケー」。衣はサクサク、じゃがいもはホクホクでコロッケ好きな私は大満足。

2丁目にある「食道楽のカレーぱん」はスパイスの効いた本格的なカレーパン。社会科見学の子供達も買っていました。

聖ヨハネ教会堂

1丁目の聖ヨハネ教会堂。ここはまさに私の記憶にある明治村で当時の入村券に印刷されていたのを思い出しました。

レンガの外壁、西洋の童話に出てくるような緑色のとんがり屋根、中世風のモチーフなど幼心に海外への憧れを意識した原点。カメラ好きな父がいっぱい写真を撮ってくれた事など懐かしくて胸が熱くなりました。

半日程度の観覧時間でしたが見たかった建物はほぼ制覇して、充実した大人の遠足。敷地内はかなりアップダウンがあるので、歩くのが大変な方はバスや市電などの「村内ののりもの」を使った移動がおすすめです。

どのアングルでもフォトジェニックな聖ヨハネ教会堂。少し早い紅葉のシーズンでカメラを持った人が多いのも頷けます。

ドアと同じフォルムの柱や梁のナイスなフォトスポットを発見。

幼心にこんな窓の中に住みたいと思ったことを思い出しました。

敷地内はかなりアップダウンがあるので歩きやすい靴がオススメ。KEENのウォーキングシューズWK400 WPを履けば足取りも軽く、約4時間半ほとんど休憩もなく歩きましたが翌日の筋肉痛もなかったです。

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この記事の
プレミアムメンバー

石黒美穂子

フォトグラファーとして女性誌、WEBなどで活躍。生活雑貨のセレクトショップ「MIGO LABO」(東急東横線・学芸大学駅)のディレクターも務める。
https://www.migolabo.com/
Instagram : @migolabo @ishiguromihoko

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