家にこもりがちな今日この頃、長期間ストックしておける缶詰はとても便利な食材。おつまみとしてそのままでもおいしい牡蠣のオイル漬けですが、ちょっとしたアレンジでますます美味に!「缶づめ料理研究家」の黒瀬佐紀子さんにレシピを教えてもらいました。
●牡蠣ときのこのオイスターソテー
缶のオイルで炒め、味付けもオイスターソースでした、牡蠣の旨味満載の一皿。ごはんが進む味。
■材料
牡蠣のスモークオイル漬缶… 1 缶(70g)
まいたけ… 40g
しいたけ… 40g
オイスターソース…小さじ1
パセリ(みじん切り)…少々
■作り方
①まいたけは手で食べやすくさき、しいたけは薄切りにする。
②フライパンに缶のオイル大さじ1と①を入れて炒めたら火を弱め、オイスターソースを加えて混ぜる。牡蠣を入れて全体を混ぜながら温める。
③皿に盛り、パセリを散らす。
●牡蠣とマーマレードカナッペ
海の香りの強い牡蠣は柑橘との相性ばっちり。ほろ 苦いママレードを合わせれば洒落た味に。
■材料
牡蠣のスモークオイル漬缶… 1 缶(70g)
ママレード …適量
クラッカー …適量
チャービル …適宜
■作り方
①クラッカーの上に、牡蠣をのせ、ママレードと缶オイルを少々かける。
②チャービルを飾る。
牡蠣のスモークオイル漬缶
牡蠣の濃厚な味わいを燻製にして閉じ込め、オイルに漬けたもの。「多種多様な缶詰の中で一番といっていいほどお気に入りです。旨味が濃く、パンチのあるおかずができます」
黒瀬佐紀子/くろせさきこ
缶づめ料理研究家。フードスタイリスト。雑誌やTVなどで活躍するほか、商品プロデュースも手掛ける。『缶詰食堂 いつでも手軽に安うまレシピ』(文化出版局)など、缶詰を使った料理の著書も多数。
http://www.omeletyellow.net/
『ku:nel』2018年11月号掲載
写真 柳原久子/文 鈴木麻子