カレー好きを自認する映画監督・井口奈巳さんがおすすめ、神田のインドカレー店「スパイスボックス」を取材しました。
インド・ケララ州の五つ星レストランでカレーを学んだ斗内暢明さんが3年前にオープン。日本では珍しい南インドのクロワッサンのようなケララポロタは井口さんが「夢のようにおいしい」と絶賛。5種類と厳選したスパイスを使っているから、それぞれの香りや主張が立ちます。
メインのカレーはチキンとフィッシュ、2日に一度替わる「本日のカレー」から選ぶことが可能。チキンカレーはココナッツローストが効き、スパイシーで奥深い味わい。カレーのほか、スープやサラダ、豆のペーストなど、 11種類がセットになり、野菜をしっかり摂ることができます。ミールス(1,980円)
==井口奈己さん その他のおすすめの店==
●ディラン〈御茶ノ水〉/ハーフ&ハーフで注文できるインドカレー。「カ
レー激戦区の御茶ノ水で、最近のお気に入りです」
●レインボウスパイス〈立川〉/マサラカリーの店。「南インドや北インド、ゴア風など、月替わりでさまざまなカレーを楽しめます」
スパイスボックス
住:東京都千代田区内神田1-15-12
電: 03-5577-3909
営:11:00~13:45LO、18:00~21:00LO
休:日曜・祝日
いぐち・なみ
監督、脚本家。2001年に『犬猫』で商業映画デビュー。監督作品に『人のセックスを笑うな』、『ニシノユキヒコの恋と冒険』がある。
『ku:nel』2019年7月号掲載
写真 有賀 傑/取材・文 赤木真弓