フォトグラファーの目黒智子さんが実践している、動物性原料を使わない野菜中心の食生活。目黒さん御用達のヴィーガン冷麺が食べられるお店や、コストコやイケアといった日本でも馴染み深いお店で手に入るヴィーガン食品をご紹介。まずは、飲み物やカップ麺など、手軽なものからヴィーガン食品を試してみてはいかがでしょうか。
【「菜食生活」前編】参考になる!バラエティ豊かなヴィーガンの献立を披露します。からの続きです。
感動のヴィーガン冷麺店。
外食でも菜食料理をリサーチする中で、目黒さんがあまりのおいしさに感動したのが、つるしこのヴィーガン冷麺。昆布としいたけ、セロリなど野菜だけの出汁なのに「旨みと深いコクがあるのが驚きだった」そうです。化学調味料不使用の冷麺と温めんを提供する冷麺専門店で、メインメニューの盛岡冷麺や牛スープ温めんと並んで、ヴィーガン対応の冷麺と温めんが全種類(含む期間限定)と充実。
つるしこ 渋谷店
住:東京都渋谷区東1丁目27-6 Y.M.bil 1F
☎:090-7321-7527
営:11:30~16:00(15:30LO)、 17:30~21:00(20:30LO)
休:月曜
ヴィーガン食材で、 手軽に作れる。
食料理といっても、各種野菜と肉の代わりに大豆ミートなどの野菜ベースの食材を活用すれば、料理の手間はそれほどかからず、保存がきくものが多いのも嬉しい」と目黒さん。
身近な店で探せる植物性食材。イケアでは植物由来のフードも充実!
菜食生活に欠かせない植物性食材は、ヴィーガン食材の専門店でなくても調達可能です。「近所のスーパーやコストコなどでもさまざまな商品を扱っているので、原材料などの表示を確認して選んでいます」と、目黒さんは身近な店を利用しているそう。 そして、新たに加わったのがイケア。「6月に開店した原宿の店でプラントベースの食品があることを知り、ソフトアイスやツンブロードを食べたらとてもおいしくて」。以来、行きつけに。環境に配慮する意識が高い国、スウェーデン発祥のイケアは、〝サスティナブルなフードを通じてビジネスを実現する〟という目標に基づき、さまざまなキャンペーンを行っています。 月から新発売の〈プラントボール〉も そのひとつ。エンドウ豆など植物由来 の原料を使用して、見た目も味も人気 のミートボールにそっくりです。「プラントボールはスープや鍋物などいろいろに使えるので、冷凍庫に常備しています」と自宅で活用中。
IKEA原宿
住:東京都渋谷区神宮前1-14-30 WITH HARAJUKU
営:11:00~20:00(当面の間)
休:無休(2月第4水曜をのぞく)
目黒さん愛用のヴィーガン食材の一例
『ku:nel』2020年11月号連載
写真 目黒智子 / 取材・文 黒澤弥生
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