クリスマスといえばチキン!コウケンテツさんのレシピは、焼きりんごを一緒につくり、そのりんごをつけながら一緒に食べるというおしゃれな一皿。酸味のあるりんごが、ジューシーなチキンに良く合うのです。
ローストチキン
骨付きチキンは、この時期に食べたくなるごちそう。ローストしてクタクタになったりんごの果肉をつけながら召し上がれ。甘酸っぱい香りが食欲を刺激してくれます。
■材料(2人分)
鶏もも骨付き肉…2本
りんご(紅玉)…2個
タイム、ローズマリー…各4〜5本
レモン…1個
オリーブオイル、はちみつ…各大さじ4
バター…10g
塩、粗挽き黒こしょう…各適宜
■作り方
1)レモンは1/2個は輪切りにし、残りは搾る。りんごは芯をくりぬく。
2)鶏肉は骨に沿って身に切れ目を入れて塩、こしょうを全体にしっかりめにふる。切れ目にローズマリー、タイム各1本をはさみ、はちみつ大さじ2、オリーブオイル、レモン汁を全体にもみ込み、30分以上おく。
3)天板にオーブン用シートをしいて2の鶏肉をのせ、りんごも並べてくりぬいた部分にそれぞれバターを5gずつのせて、はちみつ大さじ1ずつかける。
4)200度に熱したオーブンで20分ほど焼く。いったん取り出してレモンの
輪切りを鶏肉にのせ、焼き汁をぬってさらに10分ほど焼いて、ローズマリーとタイム、レモンを取り除き、器に盛る。残った焼き汁は小さめのフライパンに入れてさっと煮詰め、鶏肉にかける。ローズマリー、タイムを添える。
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こう けんてつ
料理家。大阪府出身。旬の素材を生かした簡単でヘルシーなメニューを提案し、テレビや雑誌、講演会など多方面で活躍。プライベートでは3児の父親として日々子育てに奮闘中。親子の食育、男性の家事・育児参加、食を通してのコミュニケーションを広げる活動に力を入れている。著書は、「おやつめし」(クレヨンハウス)、「だけ弁当」(扶桑社社)など。
★インスタグラム@kohkentetsu
『ku:nel』2017年1月号掲載
写真 松村隆史/スタイリング 大谷優依/取材・文 鈴木麻子