大分のおいしいがいっぱい。銀座『坐来大分』で知られざる大分グルメに舌鼓

銀座にある大分県のアンテナショップ兼本格レストラン『坐来大分』へ。今回は同県を代表するご当地グルメを堪能するため試食会に参加しました。そこには他では味わえない絶品な一皿一皿がありました。

大分県の魅力は温泉だけじゃない!

大分県と言えば、温泉の源泉数、湧出量ともに全国第1位の“おんせん県”として知られ、別府や由布院など湯治旅に訪れたことがある人も少なくないでしょう。

著者は大分県の国東市にご縁があって、これまで別府、由布院、中津、日田、杵築など観光に訪れたことがありますが、大分県に行ったことがある人が口を揃えて言うのが「食事の美味しさ」。それぞれの土地でご当地グルメが楽しむことができるのです。

大分県の知られざる名物グルメを堪能

醤油ベースのタレで刺身を漬けた「りゅうきゅう」や大分名物の「とり天」、干したタラの胃などで作る「たらおさ」など、大分グルメが目白押しでした。

大分県の「とり天」は鶏の天ぷらとは違い、タレに漬けこんだ鶏肉をてんぷら粉で揚げたご当地メニューです。

宇佐市『安心院』の「スパークリングシャルドネ」は、中トロをおからや大葉などで和えた「きらすまめし」と合わせて。

デザートの「やせうま」は、小麦粉を練った団子にきな粉と黒蜜をかけた一品。起源は、乳母のやせさんがおやつに作り、あまりのおいしさに「やせ、うまうま」と子どもが言ったことで親しまれるようになったそうです。

今回、有楽町駅が最寄りの『坐来大分』では、大分県のPRとして試食会が開かれました。こちらの料理長・櫻井政義さんが、こだわりの食材を丁寧に設えます。郷土料理は県民出身者でなくても、舌に馴染み、心癒される味わい。土地柄ラグジュアリーな空間が広がり、特別な日の食事にもピッタリですよ。

「大分土産」で余韻を味わう

「ばあばあのかしわめし」

お土産にいただいた「ばあばあのかしわめし」(祐貴や)は、2合分の炊いたご飯に混ぜ込むだけで出来上がり。かしわやお揚げ、牛蒡が甘く炊かれています。冷めてもおいしいので残りはおにぎりにしました。

「ごまだし」にはオリーブオイルを合わせてバーニャカウダ風に。魚の旨味たっぷりで、生野菜がいくらでも食べられそう!

『坐来大分』で食事を頂いていたら、やっぱり大分県に遊びに行きたくなってきました。これから旬を迎える関サバを味わいに行くのもおすすめですよ。

紅葉に温泉も楽しめる秋冬の大分旅行、ぜひ候補の一つに入れてみてはいかがでしょうか。

坐来大分

東京都千代田区有楽町2丁目2-3

公式サイト

撮影・文/亀井亜衣子

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