東京・世田谷といえば、パン屋さん激戦区で知られています。中でも、松陰神社駅前近くにお店を構える『Boulangerie Sudo(ブーランジェリー スドウ)』は、終日客足の絶えない超人気店です。
営んでいるのは、須藤秀男シェフと奥様。須藤シェフは、焼菓子専門店メゾン・ド・プティ・フールでパティシェとしてキャリアをスタートさせ、タイユバン ロブション、ペルティエなどの有名店でシェフ・ブーランジェを歴任してきた実力派です。
「毎日食べても食べ飽きないパン」を目指し、気温や湿度、ビジュアル、食感、すべてにこだわり丁寧に焼き上げるパンは、どれも天下一品のおいしさと評判です。
中でも個人的におすすめしたいのが、季節の果実をぜいたくに使ったフルーツデニッシュ。幾重にも重なった生地の層は、まるで芸術作品のように薄く繊細で、思わず見とれてしまいます。この日は定番の洋梨のデニッシュをチョイス。宝石のように輝く洋梨の上品な甘さと酸味が口いっぱいに広がります。
定番以外にも、イチゴやパイン、キウイなど旬のフルーツを使った限定デニッシュも随時お目見えしているので、気になる方はお店のインスタグラムをチェックしてみてください。
デニッシュ以外のおすすめは、元パティシエの腕が余すところなく発揮されたクッキーなどの焼き菓子全般。さらに看板商品である2種(「世田谷食パン」「世田山食パン」)の食パンです。ただし食パンは、完全予約制なのでご注意ください。
ブーランジェリー スドウ
住:東京都世田谷区世田谷4-3-14
電:03-5426-0175
営:10:00~19:00
休:日・月曜他(※臨時休業あり)
インスタグラム:@