日中は夏日のような日差しかと思えば朝晩は冷えるこの季節、頼りになるのは長袖のシャツ。バッグの中に入れておいてTシャツの上に羽織ったり、肌寒い時はストールやカーディガンを重ねたりと、気温の変化に対応してくれる万能服です。
定番アイテムだからこそ、サイズ感や素材感をアップデートしないと古臭さが出てしまうのがシャツ。コスパ服が大好きなアラフィフライターが見つけたのは、『無印良品』のリネンシャツ。ワイドなシルエットをいかした、初夏の着回しテクニックをご紹介します。
ゆったりシルエットが今時の着こなしを作るリネンシャツ3990円
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ワンサイズ大きなものを選び、シルエットにゆとりを持たせる
シャツのこなれ感を握るのはサイズ感とシルエット。肩や背中の丸みが気になってくるマチュア世代は、ワンサイズ大きなものを選んでシルエットにゆとりを持たせるのがポイントです。無印良品で見つけたこちらのシャツは「ワイドシャツ」というだけあって、ゆったりとした身幅が特徴。お尻がすっぽり隠れる長め丈も安心です。
40代後半になってからハリのあるコットンのシャツが似合わなくなってきた気がするのですが、洗いざらしのリネンの風合いは、大人の肌にすっと馴染んでこなれ感を演出してくれます。シワも味わいになる素材なので、くるっと丸めて持ち歩くのにも便利。
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カジュアルになりすぎないようきれいめボトムを合わせるのが正解
ナチュラルな洗いざらしリネンの風合いに合わせてデニムやチノパンを合わせたくなるところですが、マチュア世代はカジュアルすぎると地味に見えてしまいがち。フェミニンなロングスカートを合わせてみたところ、リネンの風合いが引き立つ大人の上品カジュアルスタイルが完成しました。
さらに手持ちのデニムを色々合わせて検証してみましたが、センタープレスのきれいめタイプなら、程よいきちんと感が出てカジュアルすぎない印象に。
お腹まわりに自信がないとついシャツを出して隠してしまいがちですが、思い切ってウエストを見せたほうが圧倒的にすっきり、バランスよくまとまります。その時、少しだけシャツを引き出してゆとりを持たせるのがコツ。
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存在感のあるボトム選びを
やっぱりお腹周りはシャツで隠したいという時は、シャツの分量感に負けない存在感のあるボトムを選ぶとバランスよくまとまります。おすすめは華やかなカラースカートやワイドパンツ。スキニーパンツも悪くないのですが上半身が大きく見えてしまいがちなので、ヒールなどでバランスを調整したいところ。
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ジレやベストを合わせると、おしゃれ上級者に
プレーンなシャツ1枚だとシンプルすぎて落ち着かないという人は、トレンドのジレやベストを重ねるのがおすすめ。スタイリングが一気におしゃれ上級者の雰囲気に。
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ジャケットやカーディガン感覚で羽織りものとしても活躍!
気温差のあるこの季節、脱ぎ着しやすい羽織りとしても大活躍。Tシャツ合わせが鉄板ですが、無地のTシャツだとシンプルになりすぎてしまうので、流行のフォトプリントTシャツやロゴTシャツでメリハリをつけた着こなしがおすすめです。
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シャツの裾を結べば、バランスアップに
すとんとしたカットソーワンピースと合わせるなら、シャツの裾を結んで目線を上に。サイドにスリットが入っているので、後ろはお尻を隠しつつ、前は短く調整してバランスアップできちゃいます。
新しいシャツを1枚ワードローブに加えるだけで、手持ちの服がぐっと今年らしい印象にアップデート。3990円というお手頃価格(しかも5月9日までは無印良品週間で10%オフ!)で、着心地のよさとこなれ感が手に入る『無印良品』のフレンチリネン 洗いざらしワイドシャツ 、今から秋口まで長く活躍してくれそうです。
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文/吾妻枝里子