『お洒落は服そのものよりむしろその着こなし方にある。』

バルザック著　山田登世子訳『風俗のパトロジー〈新版〉』藤原書店より

数多くの名著を遺す、フランスを代表する19世紀に活躍した小説家バルザックの言葉。「おしゃれとは、服そのものよりも、その着こなし方次第で決まる」という、彼の作品にも流れる哲学ともいえる。

おしゃれするのは大好き！でも、はりきってコーディネートすると頑張ってる感が出てしまう、キャップやスニーカーなどカジュアルなアイテムを取り入れると若づくりに見えてしまう、着崩してこなれ感を出したいのにだらしない印象になってしまう、イケているスタイルとそうでないスタイルの境界線がわからない‥‥‥。

クウネル世代のおしゃれの悩みは尽きません。それならば、センスのいい人たちのスナップから「おしゃれのヒント」を探してみましょう！まずは、クウネルのおしゃれリーダー・美木ちがやさんに着こなしのポイントを教えていただきました

大人だから着こなせるカジュアルスタイルがあるという美木ちがやさん。「ファッションで多くの経験と失敗を重ねてきた結果、60代に入って益々おしゃれが楽しくなりました」。