【60代おしゃれ】スタイリスト安野ともこさんの「気持ちが上がる」おしゃれ【わがままおしゃれコーディネート】
自由に〝わがまま 〟に、着ることの喜びとときめきに年齢は関係ありません。 常識にとらわれず自分らしい装いを楽しむ女性たち、とびっきりのかっこよさです。安野ともこさんにお伺いしました。
あきらめるのはもったいない、 攻めの気持ちが大切です。
ジュエリーブランド『CASUCA』の デザイナーとして、また多くの映像や舞台のスタイリストとして、ファッション の最前線で長く活躍する安野ともこさん。 日々のおしゃれをどんな基準で選んでいるのでしょう。
ニッターの楠葉子さんが安野さんのイメージで色を選んで編んでくれたニットの下には、『TOGA』のバイカラーワンピース。 自らデザインする『CASUCA』 のアクセサリーと。
「着て気持ちがあがるかどうかが私の基準です。着たければトライしてみる気持ちが大切かなと思います。あきらめてし まうのはもったいないですものね」
ピンクとグリーンは安野さんの テーマカラー。『Ujoh』のショート丈ブラウスにパンツは『サポートサーフェス』。足元は
『CASUCA』 と『B’witch』 がコラボしたショートウエスタン。
目黒区に新たに開いたショップ『CASUCA HISTORIA(カスカ イストリア)』 は、そんな安野さんがデザイン、プロデ
ュースしたジュエリーやアクセサリーが詰まった宝箱。有形文化財でもあるその洋館で安野さんが見せてくれたコーディ ネートには大人のかわいさが存分にあふれています。
『Alexander Wang』のオーバー サイズジャケットに、彦根の大好きなセレクトショップ『ルイ セニエ』のスカート。バングルは新ライン『CASUCA MM』 のコットンパールのもの。
「スカートはタイトが自分の体型には合うみたい。 80歳までタイツの力を借りたりしてミニスカートをはきつづけられますように。」その気やよし！
安野ともこ／やすの・ともこ
CASUCAデザイナー／スタイリスト
『CASUCA』では、10月には俳優の井川遥さんとコラボレーションするラインも展開。12月3日か ら上演の話題の舞台『桜の園』 (ケラリーノ・サンドロヴィッチ 台本・演出)の衣装を担当。
『クウネル』2024年11月号掲載 写真／目黒智子、 取材・文 船山直子
『クウネル』NO.129掲載
素敵に年を重ねるためにしたいこと、やめること
- 発売日 : 2024年9月20日
- 価格 : 1000円 (税込)
