〜服のプロが本気で選ぶ一軍服vol.21〜リメイク道行コート&『Öffen』のポインテッドトゥシューズ
お洒落のプロから、日ごろ愛用している「一軍服」をご紹介いただく連載の第21回目。今回は、ペットボトルのリサイクル糸を使った、おしゃれで履き心地の良いサステナブルシューズを展開する『Öffen(オッフェン)』のプロデューサー・日坂さとみさんに伺いました。
道行コートをフード付きスプリングコートにリメイク
リサイクル再生糸や環境に配慮した素材を使い、ゴミを出さない「ゼロウェイト」なもの作りをベースに生まれるシューズが話題の『Öffen(オッフェン)』。同ブランドのプロデューサー・日坂さんが愛用する一軍服も、そんなサステナブルマインドから生まれた〈リメイク道行きコート〉です。
「このコートは鮮やかなイエローがお気に入り。元は道行きコートでしたが、着物に合わせようとするとなかなか出番がないので、普段でも着られるスプリングコートに自分でリメイクしました」
「コートが入っていたポーチはフードにアレンジ。フードが付くことで、フェミニンなボリューム袖もカジュアルな雰囲気になり、デニムやワークパンツにも合わせやすく大活躍しています」
コーディネートを華やかに彩る光沢感とイエローカラーは、カジュアルからフォーマルまで、幅広いシーンに活用できるそう。
「友人とのランチにはレザーベルトをポイントにデニムを合わせたり、ディナーの際はシンプルなブラックドレスに羽織るだけでキマります。どんなアイテムも合わせ方次第。着ない服をクローゼットに仕舞ったままでは勿体ないので、アレンジして着こなしを楽しんでいます」
『Öffen』のポインテッドトゥでエシカル&シャープな足元に
カジュアルなスタイリングの足元は、『Öffen』のエシカルなポインテッドトゥ〈plain rectangular pattern〉でほんのりエレガントに。
「V字のカッティングで足をシャープに見せつつ、白ならではの抜け感で大人のリラックスさも。フェミニン×モダンをバランスよく調和したデザインで、トレンドを追わず優しい履き心地。シーズンレスに愛用しています」