いつだってシンプルに心地よく。結城アンナさん流”マイスタイル”とは?

2020年3月P17_結城アンナさん

たくさんの喜怒哀楽や経験を積んだ大人のスタイルには、その人の生き方が現れます。「着こなしにルールなんてないわ」と語る結城アンナさんの私服をご紹介します。

「痛い、キツい、苦しい……。そんな我慢をすることをやめたの。Comfortable (心地いい)であることが第一、これはファッションも同じです」 と、存在そのものがまさに心地いい結城アンナさん。自身の素直な思いを言葉にし、行動されている現れでしょう。

「まずは自分をわかっていないとダメよね。私はこれが好き、こういうことをしたい、そんなふうに自分の本当の気持ちを知ることで、マイスタイルが持てると思うの」 マイスタイルを持つことが、自信を持つことにもなり、生き方にもなると続けます。

「人が見たら『なんなのあの服 』と思っても、本人が堂々と着て『これが私のスタイルよ』と自信に満ちていたら、カッコイイじゃない!だからね、自分は自分の人生をどう生きたいんだろう、将来はどうなっていたいんだろう、そうやって自問自答して自分の声を聞くの。自分のことは自分にしかわからないんだもの。それができている人がやっぱりカッコイイわよね」

「同じ柄のニット3点、インナー×カーディガン×ストールの重ね着です。この服のデザイナーは、こんなふうに着るとは想像もしていなかったと思うの。自分流に着こなすのが好きです。ちょっと変わった形のデニムとも相性がいいでしょ」

2020年3月P16_結城アンナさん
深い藍色のグラデーションが印象的なニットは、アンナさんの遊び心にフィットする「in toca」のもの。「コムデ ギャルソン」の、デニム素材の裾がすぼまったパンツには、「D r.Martens」のショートブーツでバランスを整えて。

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