【パリスナップ】ワンポイントでおしゃれに仕上げる!パリジェンヌの着こなしレッスン

ファッションからライフスタイルまで、オリジナリティを大切にするパリジェンヌたち。今回は、自身のブランドを立ち上げた2人の装いに注目。シンプルなスタイルを格上げする彼女たちのワンポイントとは?

リサイクル糸のニットをかわいく彩る、手刺繍のアクセント

かわいい手刺繍のワンポイントが引き立つよう、ブレスレットは控えめに。

自宅兼ショールームにて。アペロでおもてなしをしながらショッピングが楽しめる、プライベートサロン。

ニットブランド『LOVCICOV』のデザイナー、Georgiana Lovcicovさん。「地球にもお財布にも優しいブランドを目指して、2年半前に立ち上げました」と話す彼女が着用する『LOVCICOV』のニットは、すべてリサイクル糸を使用。

「今日のニットは赤い手刺繍がアクセント。ピアスは少し存在感のあるものを選んで、カジュアルさを引き締めています」

LOVCICOV』のピアス。扱うアクセサリーはブランドのイメージに合わせたデザインを仕入れているそう。

「ブランドのクリエーションは、メゾンのデッドストックやリサイクル、ビンテージの生地を使っています。100年の歴史を持つビンテージから作られるのは、世界に1つしかない1点もの。洋服は思い入れのあるものを提供したいので、質にこだわってオーダーメイドで仕上げています」

キッドモヘア、アンゴラ、ウールなどすべてリサイクル糸を使用。軽くてあたたかく、発色の良さも人気だそう。

ルーマニア出身のGeorgianaさん。こちらはルーマニアのオールハンド刺繍のブラウス。

サンローランのデッドストック生地を使ったワンピース。重量感あるシルクはシンプルながら存在感抜群。

インドのサリーのビンテージ生地を使用したワンピース。ビーズ刺繍は全てハンドメイド。

シンプルファッションを個性的に飾る“ヘア”のワンポイント

『Chloe』『Sonia Rykiel』『Simone rocha』でアクセサリーデザイナーとして活躍後、自身のブランド『Hélena Thulin』を立ち上げたHélenaさん。

この日はピアスは付けず、長さを出したリボンで顔まわりを華やかに。

アクセサリーブランド『Hélena Thulin』のデザイナーであるHélena Thulinさんは、スポーティーなパーカーに、リボンを結んだロマンティックなヘアスタイルの組み合わせが印象的。

「シンプルなファッションのときは、髪にワンポイントをおきます。リボンや花、ロマンチックなデザインが好きですね。髪を結ばないダウンスタイルのときは、いろいろなヘアアクセサリーを着けて遊ぶことも。ときどきピアスとヘアアクセのコーディネートも楽しんでいます」

繊細なビーズを幾何学のようにデザインした『Hélena Thulin』のアクセサリー。

主張のあるデザインは顔まわりに華やかさをプラスして、ファッションをセンスアップ。

撮影/瀬戸ひでみ

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