【おしゃれ達人のバッグの中身vol.13】パリ在住メイクアップアーティスト・川井麻美さん、愛用のバッグ&メイク術も公開!

おしゃれ上手な方の愛用バッグとその中身を紹介する第13回。今回は、パリを拠点にショーや雑誌など、多岐に渡って活躍するメイクアップアーティスト・川井麻美さんのお気に入りのバッグとその中身、ポーチに詰まったこだわりのメイク道具をご紹介。さらに、おすすめのメイクハウツーも伝授していただきました。

パリの街になじむかわいい相棒「クロワッサンバッグ」

「パリはとにかく徒歩移動が多いので、普段のバッグ選びは機能性を大切に、必要最低限のものが入り肩が凝らないことを意識しています」と話す川井さんが愛用するのは、フランスのファッションブランド『LEMAIRE』(ルメール)の「croissant bag small」(クロワッサン バッグ スモール)。ナッパレザーの素材は軽くてやわらかく、ストレスフリーな肌触りだそう。

クロワッサンからインスピレーションを受けたという『LEMAIRE』の「croissant bag small」。かわいいデザインは立体カットと人間工学に基づいた形状で、抜群の持ちやすさだとか。

「クロワッサンそのものな見た目に一目ぼれして、3年ほど前にパリで購入しました。クロスボディなので両手が使えて便利です。趣味でカメラを持ち歩くので"普段の荷物はコンパクトに"を心がけています」

多くの人に至近距離で触れるという仕事柄、バッグの中にはケアグッズがスタンバイ。

「消毒用のアルコールや石けんなど、衛生用品は必携です。また、お仕事でたくさんの人に会うので、マインドリセットのために心地よい香りのあるグッズを使っています」

嵩張る長財布をやめて、ミニポーチとカードケースを財布代わりに。

カメラ女子の川井さん。「パリの街角や旅先、何気ない日常……いつでもどこでも、心が動いた瞬間を捉えるのがとっても楽しいんです」

・『Puressential』のハンドサニタイザー ラベンダーなどのアロマが配合され、消毒しながら香りでリフレッシュ。
・『ラ ロッシュ ポゼ』の日焼け止めスプレー 出先でささっとメイクの上から使用できて便利。全身に使っています。
・『ジュリーク』のハンドクリーム 荒れやすい手肌を守りながら、ジャスミンの香りがふっと心を落ち着かせてくれます。
Jimmy Fairy』のサングラス フランスのアイウエアブランドのもの。ヨーロッパは紫外線が強く、片頭痛持ちなのでサングラスは手放せません。
・『LEMAIRE』のポーチ バッグとお揃いのデザインを小銭入れに使っています。これとレザーのカードケースがお財布代わりに。

「整える」ためのアイテムをポーチにセット

バッグの中には、内側と外側から自身を「整える」ためのアイテムをセットしたポーチも。

・故郷の神社のお守り 持っていると安心する味方的な存在。
・ペーパーソープ 出先で石けんがないことがあるので外出時の必需品。
・『Jo Malone』のリップコンディショナー ビタミンE配合でトリートメント効果も。
・『Lisa Eldridge』のリップスティック メイクアップチュートリアルのパイオニアでもある、メイクアップアーティストのLisaが自らプロデュース。発色と持ちがよく、唇が乾かないマストバイリップ。
・『H THINK CBD』のCBD REPAIR ROLL ON お友達からのいただきもの。疲れた時や軽い頭痛を感じる時にこめかみに塗るとリフレッシュできる、ロールオンタイプのアロマオイル。

メイクさんのお仕事といえば、大きな荷物のイメージ。体に負担がかからないよう、仕事の際のパッキングにはこんなコツが。

「ヘアメイクさんたちは荷物の重さで腰痛になることも。そこで、最近はデポッティング(製品の大きなパッケージから小分け容器に移すことで、色や種類をたくさん持ち運べる工夫)がトレンドになっています。私もいまデポッティングに夢中です」

『ナチュラリア』の大きめエコバッグはマルシェで大活躍

パリの買い物に欠かせないエコバッグ。川井さんは、フランスのオーガニック専門店『ナチュラリア』のオリジナルを愛用。

「かなりしっかりとした作りの大容量で、これひとつあればマルシェでたっぷり買ってもほとんど入ります」

オーガニックスーパー『ナチュラリア』のエコバッグは容量たっぷりの大きめサイズ。デザインは定期的に変わります。

メイクのプロが愛用する「メイクアイテム」とおすすめのメイクハウツー

今回は特別に、愛用するメイク道具と、それを使ったメイク方法も教えていただきました。

(上から時計回りに)『glossier』〈Brow Flick/アイブロウペンシル〉、『DIOR』〈バックステージパレット/アイシャドウ〉、『D-UPアイライナー、『CHANEL』〈ル ヴォリューム ストレッチ/マスカラ〉『イプサ』〈フェイスパウダー アルティメイト〉、『ラ ロッシュ ポゼ』〈アンテリオスUV/日焼け止め・下地〉、『イプサ』〈メイクアップフィニッシングミストe〉、『Lisa Eldridge』〈 True Velvet Lip Color/リップカラー〉、『J.Hannah』〈Ghost Ranch/ネイルポリッシュ〉、『イプサ』〈アイブロウクリエイティブパレット〉、『SHISEIDO』〈インナーグロウチークパウダー

「私の普段のメイクは、"手早く崩れにくく"をテーマにしています。こちらはメイク用ポーチにフルセットしているスタメン。忙しいときでもこれさえあれば大丈夫、頼もしいメンバーです」

美しい肌と凛とした品を漂わせる、プロの普段着メイクのハウツー。ぜひ参考に。

手早くキマって崩れないプロの普段着メイク

1.『ラ ロッシュ ポゼ』の〈アンテリオスUV〉を下地として塗り、保湿をキープしながら紫外線をカット。
2.乾燥とメイク崩れを防ぐ『イプサ』の〈フェイスパウダー アルティメイト〉で、にじみやすい目元を中心に油分をしっかりと抑える。(メイクの持ちが格段にアップします)
3.密着力のある『イプサ』の〈アイブロウクリエイティブパレット〉で、その日のアイシャドウのトーンに合わせて色味を調節。さらに『glossier』の〈Brow Flick〉を使えば1日中直しのいらない仕上がりに。
4.目元には『DIOR』の〈バックステージパレット/アイシャドウ〉と『D-UP』のアイライナーを。
5.『CHANEL』の〈ル ヴォリューム ストレッチ/マスカラ〉で目元仕上げ。
6.『SHISEIDO』の〈インナーグロウチークパウダー〉と『Lisa Eldridge』の〈 True Velvet Lip Color/リップカラー〉で血色を整えます。
7.最後に『イプサ』の〈メイクアップフィニッシングミストe〉を全体に吹きかけて、1日中崩れにくいメイクの完成です。

ネイルには『J.Hannah』の〈Ghost Ranch〉 を使っています。

川井麻美

メイクアップアーティスト(Artists Unit所属)
2007年渡仏。パリコレクションでは『Hed Mayner』『Uma Wang』『Niccolo Pasqualetti』 のリードメイクアップを担当。また、encens magazine、numéro、vogue、madame figaro、Commons&Sense、装苑など、さまざまな媒体やブランドの撮影で多岐に渡り活動。
Instagram @asamikma
http://www.asamikawai.com/

SHARE

IDメンバー募集中

登録していただくと、登録者のみに届くメールマガジン、メンバーだけが応募できるプレゼントなどスペシャルな特典があります。
奮ってご登録ください。

IDメンバー登録 (無料)