【おしゃれ達人のバッグの中身vol.12】話題のファッションブランド『FACTORY』デザイナー・野村仁美さん
おしゃれ上手な方の愛用バッグとその中身を紹介するリレー連載の第12回。今回は『FACTORY』のデザイナー、野村仁美さんのこだわりのバッグと、こだわりから選び抜いたバッグの中身をご紹介します。
見た目以上にたっぷり入るプリーツプリーズのバッグパック
「普段、シンプルなデザインとモダンカラーを着ることが多いので、靴やバッグは個性的なものが欲しいなと思っていた時にこれを見つけました」という野村さんが愛用するのは、4年ほど前に購入したという、『Issei Miyake(イッセイミヤケ)』の〈バイヤスプリーツプリーズバッグ〉。素材が柔らかくてプリーツなので、見た目以上に物が入るところがお気に入りなのだそう。
「デザイン性が高く、ファッション感覚で背負えるのがポイントです。ヘビーなものを入れてもフィットして重さを感じさせず、洋服の素材のようなソフト生地ですが、丈夫です」
上から時計回りに
・『Yin Year(インイヤー)』の眼鏡 黒縁をメインにした眼鏡ブランドで、合わせやすくスタイリッシュなデザインはスタイリングのアクセントにもなります。ケースは『kearny(カーニー)』のもの。
・『Moleskine(モレスキン)』のノート 主にデザイン案を描くために使っています。荷物があたっても崩れないしっかりしたカバーはマストです。
・『PENCO(ペンコ)』の〈BULEET PEN〉 小さくてころんとした丸いフォルムは使うたびに愛着がわきます。
・『Demiurvo(デミウルーボ)』のスマートフォンケース デザインは〈バロン〉で色はパール。カードがたくさん入る便利な手帳型と、ダウンのようなデザインがお気に入りです。
・iPad マックユーザーの私はこれでデザイン画を描いています。
・『Hender Scheme(エンダースキーマ)』のパソコンケース 使用頻度が高いものなので、飽きの来ないシックなカラーのレザーを使っています。
ポーチの中には収まりがよく、長く使えるレザーアイテムを
小物入れには、バッグと同シリーズのウエストポーチを愛用。
「ガジェット好きなのでポーチは少し大き目。これはカジュアル過ぎないデザインにひとめぼれしました。単体でボディバッグとしても使っています。荷物は少なくまとめたいのですが、どうしても必要なものが多いので、できるだけコンパクトな、同じくらいのサイズのアイテムで揃えています」
左上から時計回りに
・『Maison Margeila(メゾンマルジェラ)』の財布 コンパクトなものが欲しくて、先日パリで購入しました。手のひらサイズで重宝しています。
・『yorioshow((ヨリオショウ)』の名刺入れ バイカラーの色味と美しいフォルムが気に入っています。すべて手縫いで仕上げられた、高級感ある佇まいも素敵です。
・シルバーアクセサリー どんなシーンにも合うユニセックスなデザインを愛用しています。
・『IL BISONTE(イルビゾンテ)』のキーケース 柔らかく馴染むレザーで他の小物との統一感もあります。フランスでのいただきもの。
・『ニベア』のリッチケア&カラー 忙しい時にもさっとケアできて発色もプラスできる便利な1本です。
・『Maison Margeila(メゾンマルジェラ)』のカードケース 4年ほど前にフランスで購入。グリーンがいい感じに馴染んできました。
パリのお気に入りの本屋さん『Ofr.Paris』のエコバッグ
愛用するエコバッグも紹介していただきました。
「『Ofr.』は、パリへ行くといつも立ち寄るお気に入りの本屋さん。ここのエコバッグは、描かれた字体に絶妙なかわいさがあり、色使いもおしゃれで、いかにもエコバッグという感じじゃないところがいいですね」
野村仁美
『FACTORY』クリエイティブディレクター。女子美術大学卒業。コレクションブランドでパタンナーを勤めた後、『FACTORY』に入社。糸からこだわった天然素材で作り上げる生地の着心地の良さと、立体裁断による動きやすくスタイルアップも叶うデザインが人気。
Instagram @factory.ashikaga