寒い冬は、暖かいアウターが欠かせません。ついつい同じアウターばかりを着てしまい、コーデがマンネリ化していませんか?
ここでは、クウネル・サロンプレミアムメンバーとして活躍する、やくぜんもとこさんにマチュア世代に3種類のアウターの旬の着こなしポイントを教えていただきます。
1.ミリタリー要素が強い「MA-1」はフェミニンなエッセンスをプラス
MA-1は、アメリカ空軍のフライトジャケットがベース。男性的でカジュルなイメージが強いのが特徴です。ダウンほど見た目にボリュームがなく、全体のバランスが取りやすいのが嬉しいところ。また、重ね着をすれば冬から春まで着られます。
MA-1を着こなすポイントは、女性らしさをプラスすること。例えばメイクで赤などの色を入れる、髪を下ろす、大きめのアクセサリーをつける、スカートや細身のパンツを合わせるなど。なお、裏地がオレンジのものはカジュアル度とミリタリー感が強く、上級者さん向け。着慣れていない方は避けましょう。
2.ボリュームがある「ダウン」は、どこか1箇所を絞ってスタイルアップ
冬の定番ダウンコートや今年よく見かけるダウンベストは、スポーティーでカジュアルなアイテム。細身ですっきりと着られるものも増えましたが、他のアウターより全体のボリュームは目立ちます。
すっきり着こなすポイントは、どこか1箇所を絞るか、小さくまとめること。例えば、髪をまとめる、帽子をかぶる、つま先が細い靴を履くなど。内側でウエストを絞れたり、ベルト付きのダウンならばぜひそれを活用しましょう。どこか1箇所を絞るだけで、全体のバランスが良くなります。
3.「カラーコート」は、同系色を繰り返すと一体感が出る
ダウンコートが主流となった昨今。ウールのコートの出番はぐっと減りましたね。ただ、フォーマルシーンにはやっぱり頼れる一着です。
羽織るだけで華やかになるカラーコートは、がらりと気分が変わっておすすめです。赤や黄色などはっきりした色に目が行きがちですが、日常で使いやすいのは、少し白が混ざったような優しい色。着こなしポイントは、コーディネートの中に同系色を入れること。色を2箇所に繰り返すことで、一体感が出ます。
冬のアウター別着こなしポイント、いかがでしたか。全体に占める面積が多いアウターのおしゃれは、冬ならではのお楽しみ!毎日のアウター選びを楽しむヒントになればうれしいです。