気づかれたくない”汗やニオイ”の悩み…美容のプロ・美木ちがやさんが教える根本ケアとは?

年齢を重ねたからか更年期の影響か、以前より汗とニオイが気になる......。そんな相談しにくい悩みに、トータルビューティーデザイナー・美木ちがやさんが実践している方法を教えてもらいました。ぜひ参考にしてみて!

PROFILE

美木ちがや/みきちがや

トータルビューティーデザイナー。ビューティ、ファッションをトータルにアドバイスする『KAWABELAB』を母・川邉サチコさんと主宰。クウネル・サロンの連載も好評。Instagram:@chigaya_miki

ディープクレンジングと保湿で、頭皮のニオイを根本ケア

ヘアケアアイテムは、頭皮ケアを重視。

ヘアケアアイテムは、『ケラスターゼ』をシリーズで愛用。デイリーは左の頭皮の水分・油分バランスを整えるシャンプー〈バン ディバレント〉を。週に数回は右の〈クレイ ディバレント〉で頭皮をディープクレンジング。

頭皮の保湿は、洗い流さない頭皮用トリートメントで。左は美肌菌に着目した〈セラム ポテンシャリスト〉。右は頭皮をエイジングケアする〈アドジュネス〉。「つけた後、指の腹で頭皮をマッサージしながらなじませます」

「自分のニオイって、自分で気づきにくいものでしょう?家族に指摘されたこともないし、友人に『私、大丈夫?』なんて聞けないし……。でも、気づきにくいからこそ、ニオイで悩むことがないように意識することが大切ではないかと思います。私は行きつけのヘアサロンの担当の方に、もし変なニオイがしたら正直に教えてね、とお願いしています」

と美木ちがやさん。ニオイへの意識が高まったのは、自身のサロンで実感したことがきっかけ。お客さんの髪を洗ったり、ドライヤーで髪を乾かしたりするときに、蒸気で頭皮のニオイが一気に立ち上がることがあると言います。

「たいていみなさん、すすぎが不十分。シャンプーやトリートメントなどの残留物があるとニオイの元になってしまいます。特に、額の上の髪の生え際。顔を下にしてシャワーを当ててすすいでいる方が多いと思うのですが、それだと顔まわりの髪の生え際がすすぎ残しになりがち。最後に必ず髪の生え際にシャワーを当ててすすぐようにとアドバイスしていますし、自分でも実践」

他にも気をつけているのが、頭皮をしっかり乾かすことと、保湿をすること。髪を乾かさないまま放置すると、時間の経過とともに雑菌が繁殖してしまうので、自然乾燥もニオイの原因に。

「耳の上や後頭部の盆のくぼのあたりが乾きにくいので、まずはそこの地肌を乾かすようにします。乾燥も皮脂を過剰に分泌させ、ニオイにつながるから、頭皮にも使える髪の美容液で保湿」

シャンプーは、毛髪だけでなく頭皮もケアできるものをチョイス。

「週に何回か、頭皮のディープクレンジングができるシャンプーを使っています。私は右側の耳の後ろあたりが特に脂っぽいと感じるので、そこを重点的に洗って余分な油分をリセット。時折、頭皮を触ってベタつきや乾燥がないかなど、地肌の状態を確認してみて」

汗やニオイに悩まされないコンディション作りも重視

美木さんは、汗やニオイに悩まされないコンディション作りも重視。

「更年期のホットフラッシュなどの症状はほとんど感じなかったのですが、年齢的に人の死や病気に直面することが増え、悩みの深刻度が高くなっていると実感するように。ストレスを感じると、若い頃のようにサラサラな汗ではなく、じっとり脂っぽい汗に」

そこで欠かさないのがビタミンC。汗は酸化するとニオイが変わるため、抗酸化力の高い緑黄色野菜をたくさん摂ることを基本に、ストレスを受けると消費されてしまうビタミンCはサプリメントでもしっかり補給。

「好きな香りで癒され、寝つきをよくし、睡眠の質を高めるのもストレスケアのひとつ。クウネル世代は体の変化とともに精神的な変化もあるので、どちらにも対応できるようにケアも変えていく時期。こうしないといけないと決めつけたり、考え過ぎたりするのはよくありませんから、自分なりの心地よい方法を見つけて、楽しくケアできればいいな、と思っています」

香りとビタミンCでストレスをケア

「ナチュラルな香りが心地いい『WHOLETREE』がお気に入り」。ルームミストやパロサント(香木)を寝室で活躍させて。

「高濃度で素材も安心」。遺伝子組み換えではないトウモロコシからつくられた、『ワカサプリ』のイギリス産ビタミンC。

【婦人科医コラム】女性ホルモンの低下で、汗とニオイ問題が発生

「更年期世代の汗とニオイは、女性ホルモンであるエストロゲンの低下が大きく関係しています。加齢臭を発しているのは、皮脂を酸化させるノネナールという物質。エストロゲンが優位なうちは、汗や皮脂を調整したり、皮脂の酸化を抑えたりできるのですが、エストロゲンが低下すると加齢臭が気になるように。加齢臭は皮脂が多い部分に発生するので、頭皮や耳・首の後ろ、胸元やワキなどを清潔に保つようにしましょう。

また、皮脂の酸化もニオイの原因。抗酸化力の高い食品を積極的に摂り、皮脂が付着した下着や寝具をこまめに洗うようにしましょう。

さらに、運動などでじっくりかいた汗はサラっとしていますが、ホットフラッシュやストレスによる汗は一気に濃く出てくるので、ニオイを感じやすくなります。ホルモン治療などで更年期ケアをするのもひとつの手段ですし、自分なりのストレス解消法も見つけるようにしましょう」

海老根真由美/えびねまゆみ

婦人科医。白金高輪海老根ウィメンズクリニック院長。女性のライフステージに寄り沿う診療に定評あり。https://ebine-womens-clinic.com/

『ku:nel』2023年9月号掲載 
写真/玉井俊行、取材・文/河村美枝、編集/矢沢美香

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『クウネル』No.122掲載

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