シワ、乾燥、たるみ…大人の肌ケアに。美容のプロがおすすめする3つの「最新美容」とは?
肌の変化を感じながらも、情報が溢れすぎて何が必要なのか、迷子になりがちなマチュア世代。美容のプロ3人が最新トピックスを交え、大人の肌ケアに役立つヒントをレクチャーします。
千吉良恵子
ヘア&メイクアップアーティスト 58歳
敏感肌で長年アレルギーや不眠に悩まされるも、近年の化粧品の進化に希望を感じている。Instagram:@chigirakeiko
松本千登世
ビューティ エディター 58歳
目下の肌悩みは肌のしぼみや肌やせ。生活を整え、肌だけでなく、体や心まで含めて調子のよい毎日を目指す。
奈部川貴子
美容アナリスト 鍼灸師 58歳
鍼灸を学び、顔リフレクソロジーを取り入れたケアを実践中。ナチュラルコスメにも精通。Instagram:@takako_nabekawa
乾く肌にはこれ1本!潤いが持続する化粧水が続々登場
美容液のような手応えで、1本でも満足感の高い化粧水がここ数年目立ちます。
「洗顔後すぐ使う化粧水で、いかに肌のポテンシャルを上げるかが、メーカーの腕の見せどころに」(奈部川さん)
「保湿力に加え、美白やハリ、ツヤ、リフトなど化粧水でそこまでできちゃうの?という時代になってきていると思います」(千吉良さん)
シミ・シワに期待!美肌成分のニュースタンダード
美のプロが注目する最新成分とは?
「ヘパリン類似物質は乾燥肌の強い味方。高保湿で敏感肌にも安心感が」(千吉良さん)
「ナイアシンアミドは水溶性のビタミンB3のこと。シワとシミを同時にケアしたい人におすすめ」(松本さん)
「シカは肌荒れや吹き出物ケアに効果的な成分です。刺激に弱い人は敏感肌向けのブランドでお試しを」(奈部川さん)
複雑な肌悩みにフィットさせるなら、パーソナライズという手も
AIなど最新のテクノロジーを駆使して肌の解析を行い、ぴったりのコスメを導き出す“パーソナライズコスメ”で自分に合うものを選ぶのも手です。
「肌診断によって、客観的に自分の肌を知ることができるのがメリット。自分の肌の取り扱い説明書として、お手入れの参考になると思います」(松本さん)
「若い頃からの思い込みにとらわれている人も多いので、迷ったらプロに相談するのも手」(千吉良さん)
「膨大なデータをもとに開発。ケアのパターンは862万通りにも」(松本さん)
『クウネル』2023年3月号掲載
写真/目黒智子(人物)、池田 敦 cask (商品)、 イラスト/アベヨシコ、取材・文/小林賢恵、編集/矢沢美香
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『クウネル』No.119掲載
パリ・東京 おしゃれスナップ138
- 発売日 : 2023年1月20日
- 価格 : 980円(税込) (税込)