精神科医・和田秀樹先生に聞く、 60歳の壁に打ち勝つ健康法とは? vol.6

女の人が鏡を見て頬を触っているイラスト

元気と若さのための努力がむしろ逆効果だった!?前回に引き続き精神科医の和田秀樹先生が目からウロコの健康法を伝授します。

高いクリームより、一度の美容医療

女の人が鏡を見て頬を触っているイラスト

若い頃とは明らかに違う、しょんぼりした肌。年だから仕方がないと受け入れながら、少しでも若さを維持できるならと、老化対策コスメを使ってはいるけれど……。

「ホルモン補充療法や美容医療、かつらなどのアンチエイジングになぜか否定的な人が多い日本。でも若返ることは誰にも迷惑をかけないし、悪いことではないはずです。鏡に映る顔がシワシワでくすんでいたら、気持ちも消極的になってしまうもの。誰にも平等に訪れる加齢とは違い、肌老化は個人差が大きく、積極的にエイジングケアをしている人とそうでない人では、同じ年齢でも10歳以上見た目印象が変わります」

「クリニックのメニューには、ホルモ ン補充療法のほか、自分の血液の血小板血漿を肌に注入し若返りを叶えるPRP皮膚再生療法や、表情ジワを自然に改善するボトックス注射も。これらの美容医療には、継続が必要なスキンケアにはない即効性があります」

「今はボトックス注射もホルモン療法も価格が手頃で、特別なことではありません。毎朝鏡を見るのが楽しくなるふっくら若々しい肌のおかげで、心が前向きになり、行動的になれるはず。あなたがイキイキしていれば、家族まで幸せな気分に。注入も補充もレーザーも、ためらわずにどんどんトライを!」

『クウネル』2022年11月号掲載

イラスト/菊野友美、材・文/片岡えり、構成/今井 恵

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