世界の最先端が集まるパリのファッションウィーク。会場で出会ったおしゃれな女性たちの中でもひと際目を惹いたのは、全身をモノトーンでまとめたこなれスタイルでした。
Valérie Duport
ヴァレリー・デュポールさん
(ケリンググループ・コミュニケーションプレス担当)
サンローラン、グッチ、ボッテガ・ヴェネタとケリンググループ傘下のハイブランドの服と小物でまとめた、オールブラックのコーディネート。グッチのスカートと、ボッテガのショートブーツの丈のバランスが絶妙です。
Elizabeth von Guttman
エリザベス・フォン・グートマンさん
(「システムマガジン」編集長)
サカイのツイードジャケットを主役に、プラダのパンツとパコ・ラバンヌのシューズと、スタイルの良さを生かした黒ベースのすっきりまとめた着こなし。肩から下げたバッグは、スタッズと赤が印象的なプラダのもの。
Elisabeth Lazaroo
エリザベス・ラザローさん
(ファッションエディター)
フィービー・ファイロ時代のセリーヌのシャツに、アクネのジャケット、テーパードパンツを合わせ、大判のフリンジ付きショールを羽織ってこなれ感を演出。ゴールドのチェーンがちらりと見えるバッグはジバンシィ。
Lisa Aiken
リサ・アイケンさん
(ファッションディレクター)
胸元に大胆なスリットが入ったニットはヴィクトリア・ベッカム。Studio Cutのパンツにインし、ベルトでマーク。ボッテガ・ヴェネタのスケルトン素材のパンプスとバッグが程よいアクセント。アクセサリーはブレスのみという潔さ。
Maria Milano
マリア・ミラノさん
(『Olivela』バイヤー)
アメリカ発のセレクトショップのロンドンバイヤーであるマリアさん。全身をグレートーンでまとめ、ボッテガ・ヴェネタのハイヒールを合わせてドレッシーに。セリーヌのサングラス、プラダのバッグ、靴の黒が着こなしを引き締めます。
写真/新村真理、コーディネート/鈴木ひろこ、編集/今井恵、再編集/久保田千晴