甘いモノにはちょっとうるさい『クウネル』編集スタッフ&ライター陣。今日は我々がプライベートで買い求める、絶品クッキー缶をご紹介します。サクサク、ザクザク、ホロッ……。ちいさな缶には、素材の味や食感を生かした幸せの一枚が、ぎゅっと詰まっています。中には「お取り寄せ」できる逸品もありますので、自分へのごほうびや贈り物にもぜひご活用ください。
■究極のシンプル。名古屋の名店『CAFÉ TANAKA』のシンプリシテ
愛知県・名古屋市に本店を置く『カフェ・タナカ』。パティシエール・田中千尋さんによるクッキー缶“レガル ド チヒロ” は、クウネル編集部にもファンが多い逸品です。
「今回は、三越伊勢丹オンラインストアにて『ビスキュイ・シンプリシテ』をお取り寄せをしました!これぞシンプルを極めた味、といった感じで、噛みしめるほどバターのコクや深い味わいを感じます。お子さんからご年配の方、女性でも男性でも、誰からも幅広く愛されるお菓子とは、このことだと思います。一枚、また一枚と、つい手が伸びてしまいます。また、この美しい色とデザインの缶パッケージにも心が躍ります。公式サイトのオンラインショップで販売スケジュールを確認し、ぜひお取り寄せしてみてください」(選者:ライターJ)
CAFÉ TANAKA 本店
住:名古屋市北区上飯田西町2-11-2
電:052-912-6664
公式サイト
■これぞ銀座土産の決定版。『資生堂パーラー』のプティフール セック
クウネル編集部がある東京・銀座。その目と鼻の先にあるのが『資生堂パーラー』。二年ほど前にリニューアルオープンしたのですが、こっくりと深みのある赤レンガ色のビルが、すでに銀座8丁目ブロックの象徴となっています。
「資生堂ビルは、品格あるカフェや高級レストランが軒を連ねるエリアにあります。一階はお菓子ブランド『資生堂パーラー』の銀座本店ショップで、ふらっと気軽に入ることができます。私の目当ては、ここでしか買えない限定品。そのなかのひとつが、こちらの”焼き菓子の宝箱”クッキー缶!赤の千鳥格子が印象的な缶にブルーのリボンで華やかな存在感を放っています。側面に明朝体で大きく商品名『プティフール セック』と入っていて、遊び心が感じられますね。 プティサイズは2,160円と、クッキー缶のなかでは、比較的お手頃価格なのも嬉しいところ。あいにくお取り寄せなどはできないようですが、粋なデザインとおいしいの詰め合わせ、次の東京土産にいかがでしょうか?」(選者:編集S)
資生堂パーラー銀座本店
住:東京都中央区銀座8-8-3 東京銀座資生堂ビル1F
電:03-3572-2147
公式サイト
■小さなメゾンが生む素朴で滋味深い名品。『Afterhours』のクッキー缶
代々木公園駅を降りてすぐ。路地裏に、まるで隠れ家のようにひっそり佇む小さな菓子店が『Afterhours(アフターアワーズ)』です。本誌2020年1月号でもご紹介したことのある本クッキー缶は、オリジナルのスクエア型の缶に、みっちり10種のクッキーが詰まっています。
「アフターアワーズは、焼き菓子はもちろんケーキも絶品で、個人的にも都内の好きなパティスリーベスト3に入るほど、大好きなお店です。素敵な女性たちで切り盛りされていらっしゃり、お菓子は素朴で懐かしく、素材の味を大切にしていることが伝わってきます。看板商品のこのクッキー缶は、きび糖、チョコレート、チーズ、レモン、赤糖、ラズベリー、メレンゲ、メープル、抹茶、フロランタンの10種詰め合わせ。今日はなにを食べようか、迷う時間も至極です。現在は、感染症対策で店舗はクローズしているようですが、オンラインショップでは不定期でクッキー缶がお目見えしますので、ぜひInstagramなどもマメにチェックしてみてください」(選者:ライターG)
Afterhours
住:東京都渋谷区富ケ谷1-7-9
電:03-3481-5507
公式サイト
■バター香る厚焼きサブレ。『ガレット オ ブール』のカリテ エキストラ
『モロゾフ』が手掛ける、焼き菓子店『ガレット オ ブール』。 フランス語で「バターの焼き菓子」という意味のこのお店は、その名のとおり、バターを楽しめる焼き菓子専門店です。
「この店のスペシャリテであるこのガレット オ ブール カリテ エキストラは、A.O.P認定の発酵バターをたっぷりと使用し、バターの味わいがひときわ感じられる厚焼きタイプのサブレです。サブレ特有のサクサク、ほろほろ……が、たまらなく好きな私。味もさながら、この食感にもハマってしまいました。 6個入りで1,080円という良心的な価格で、お茶請けにも重宝しています。クッキー缶好きにも響きそうな、エンボス加工されたパッケージデザインもいい感じです」(選者:ライターJ)
ガレット オ ブール銀座三越店
住:東京都中央区銀座4-6-16銀座三越内
電:03-3562-1111(代)
公式サイト
■伝統と格式を伝承するおいしさ。「銀座ハプスブルク・ファイルヒェン」のテーベッカライ
オーストリア国家公認キュッヘン(料理)マイスターである、神田真吾シェフが率いる『銀座ハプスブルク・ファイルヒェン』では、本格的なオーストラリア料理とともに、焼き菓子も大人気です。
「旧友から思いがけない贈りものが届きました。美しい包みを開けてみると……中は、以前とあるWEBサイトで見て、いつか食べてみたいと憧れていたこのクッキー詰め合わせでした! 上品な山吹色の缶に、ハプスブルク家の紋章の双頭の鷲がデザインソースになっているらしい金の紋章が、たしかな伝統と品格を物語っています。蓋を開けると、寸分の隙もなくぎっしり詰まったクッキー4種。クッキー詰め合わせ好きならだれもが恍惚とするであろう‟みっちり”具合です。 オーストリア国家公認料理マイスターであるシェフが作り上げる渾身のクッキーは、まさに上質で上品な味わいでした。オンラインショップでも購入できますので、大切な方への贈り物にもおすすめです」(選者:編集S)
銀座ハプスブルク・ファイルヒェン
住:東京都中央区銀座7-8-7 GINZA GREEN 7F
電:03-5537-3226
公式サイト
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