大型犬ってどんなイメージでしょうか?「少し怖い」と感じる方も中にはいるかもしれません。しかし大きいからこその良い部分もたくさんあるんです。今回は、保護団体から迎えたジュリエットちゃんと荻原郁子さんのお話を紹介します。
▼前回記事▼
1)【動物のいる暮らし①】穏やかさに包まれるピースフルな存在 。荒井博子さんと愛犬・ファンネルのお話。
「これでやっと犬が飼える!」と、夫の仕事でアメリカ赴任時に、ドッグフレンドリーなマンションを探すところから、犬との生活を始めた荻原さん夫妻。ジュリエット(愛称:ジュジュ・雌)との出会いはアメリカの保護団体。「保護された母犬のお腹にいて、ボランティアの家で愛情豊かに育っていた仔犬を2ヶ月で引き取りました。
そんな環境で育ったからとても穏やかです。帰国時に、代々木公園近辺を条件に探し、運良く歩いて行けるこのマンションに」。2歳半で日本に連れてきたジュジュも今では9歳に。「最近はこのソファやテラスで日向ぼっこしながら、寝ていることが多くなりましたね」。取材当日は、少し緊張しながらも撮影に協力的で、カメラ目線で得意のポーズをとったり、賢く空気を読んで頑張ってくれました。
愛犬をきっかけに、商品化した首輪 。
マッチョな見た目が少しでも可愛く見えたらと、荻原さんが愛犬のために作ったユニークなデザインが評判になり始まったikoyan for doggyの首輪。ガーランド・カラーと、彫金作家とのコラボのネームタグ付きネックレス。¥13,750~¥17,600
9年前、アメリカに赴任したときに購入したヴィトラのポルダー ソファ。アシンメトリーな形状が特徴。
we dog & cat home furnishingが野田琺瑯とコラボしたボウル&スタンドセット。左はガラス作家さんのもの。
アメリカのアウトドアブランド、ORVISの犬用ベッド。メモリーフォームのマットレスで寝心地もよいはず。
チェブラーシカやミッフィーなどのおもちゃコレクションは、リビングの一画にバスケットに入れて収納。
ピットブルのミックスなので、ちょっと強面!?に見えるが、極めて温厚でフレンドリーな性格です。
ソファはいつも独り占め。ジュジュが乗るので、簡単に洗えるように座面はいろいろな布のカバーで。
荻原郁子/おぎわらいくこ
経営コンサルティングの仕事をする夫と二人暮らし。ハンドメイドの靴作家のキャリアを生かしikoyan for doggyを企画製作。Instagram:@ikoyanfordoggy
『ku:nel』2021年7月号掲載
写真 目黒智子/取材・文 黒澤弥生
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