憧れの味。『帝国ホテル』で堪能する野菜たっぷりのカレーライス。

帝国ホテル カレー

日本の一流ホテルの筆頭・『帝国ホテル 東京』の『パークサイドダイナー』でいただくカレーは、伝統のカレーソースが野菜の甘みを際立てていました。

色とりどりの野菜が添えられたライスがサーブされた瞬間、野菜カレーのイメージが一瞬にして覆ります。帝国ホテルの野菜カレーがこのスタイルになったのは、20年以上前。常連だった女優の森光子さんからのリクエストがきっかけでした。

一方、ソースのレシピは、帝国ホテルにカレーが登場した昭和6年頃から基本は変わらず。第8代料理長・石渡文治郎氏がパリの『ホテル・リッツ』で学んだ英国風カレーをベースに、日本人の口に合うようアレンジした味を守り続けています。野菜と果物をたっぷり使い、裏ごしをせず粒感を残しているのが特徴で、スパイシーながら素材の甘みを感じる、まろやかな味わいです。

帝国ホテル カレー
ナスとカボチャは素揚げ、エリンギはソテー、ジャガイモは蒸すなど、それぞれの野菜の味を生かす最適な火入れがなされている。薬味は福神漬、らっきょう、フライドオニオン。2,550円(税込・サービス料10%別)
帝国ホテル カレー
みじん切りの野菜を丹念に炒め、チキンブイヨンで煮込んだ。ホテルショップ『ガルガンチュワ』で販売。ビーフカレー(レトルト)900円

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