九州最北端に位置し、関門海峡に向かって鎮座する「和布刈神社(めかりじんじゃ)」は、2019年12月『中川政七商店』のコンサルティングによって、コンセプトや神紋、授与所などをリニューアルしました。
今回のリニューアルでは、1800年の歴史を持つ和布刈神社の由緒に基づき、コンセプトを整理するところから始まります。
そして、古くから伝わる八重桜の神紋をリファインするとともに、お守りやおみくじ・縁起物など、参拝する人の心を導く手助けをする授与品と、それらをお渡しする授与所の装いが一新されました。
たとえば、授与される御神宝「満珠・千珠」や、五行思想に基づいた5種の木札「五行御守」は、“再生”や“始まり”を意味する白を基調に新装され、モダンな印象に。
さらにおみくじは、関門海峡名物のふぐに見立てた “ふくみくじ”を釣竿で釣るというユニークな仕掛けです。
身も心も清らかになる特別な場所。一年のはじまりや、人生の節目に参拝したいですね。
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