50代写真家のファッションスナップ。20年以上履くレッドウィングをカットオフデニムに合わせて
新品で買って長らく持っている服や古着……。昔生まれの服を魅力的に着こなす4人を取材。時間に育まれた服のキャラクターがご本人のおしゃれ魂、服への愛と溶け合って個性の嵐。写真家のアミタマリさんに、昔の服を主役に自分らしく着る醍醐味を伺いました。
古着を中心に、自分らしい アレンジや合わせ方で。
「服は消耗品だとは思えません。かなり数は減らしたけれど愛着のある服は大切にとっているし古着も大好きです」
ヴィンテージショップで見つけた状態のいいアランセーターに得意の編み物で手を加え自分らしくリデザイン。古さを感じないうえに洗練された雰囲気です。
リブの部分をほどいて、スリットを作るようにニッティング。襟ぐりも編み直した。シ
ルバーのバングルは『装身具LCF』のハンドメイド。
「何枚か似たものを歴代はきつぶす、制服?みたいな」古着のカットオフデニムや20年選手のエンジニアブーツなど愛着深いアイテムを合わせる一方で小物やアクセサリーは新しめやソフトなものにしてハード感を抑えめに。細かい配慮で昔の服を生かす手腕に愛と年季を感じます。
コートや『Levi’s』デニム、ネックレスは大好きな店『TORO VintageClothing』で購入。スカーフもヴィンテージだがバッグは『JUN MIKAMI』新作で愛らしい形。自ら編んだミトンをベルトに挟んで。
PROFILE
アミタ マリ
写真家 52歳
学生時代から7年間モデルとして活動後、写真家・野村浩司氏に師事し2001年に独立。CDジャケットやポートレートを手掛けるほか、広告、カルチャーを中心に活躍中。10年ぶりの個展に向け製作にも忙しい。
撮影/玉井俊行、取材・文/原千香子
SHARE
『クウネル』NO.137掲載
パリ・東京、最新スナップ194
- 発売日 : 2026年1月20日
- 価格 : 1,080円 (税込)