洋服やシューズと同じくらい、バッグも大好きなファッションアイテム。その理由は、色や形など、コーディネートのアクセントになる「存在感」です。同じ服でも、バッグの合わせ方ひとつでスタイリングの雰囲気がガラリと変わり、特にベーシックなトップスとボトムスの組み合わせには、バッグの効果を実感。「白いごはん（＝ベーシックな服の上下）」を「ふりかけや調味料（＝バッグやシューズ）」を使って味変するようなイメージで、コーディネートを楽しんでいます。

また、「服がマンネリ気味だな」「着回しが単調になっているかも」と思いながら、どこをアップデートしたらいいか分からないとき。新しいバッグをひとつ迎えるだけで、ワードローブが新鮮に感じられるようになり、コーディネートの幅も広がります。

今回はタイプが違う５つのバッグを使い、それぞれのポイントを生かしてコーディネートしてみました。

＼無印良品のバックパック／
綺麗なキャメルの色味に惹かれた、『無印良品』のナイロン素材のバックパック。「少しラフでカジュアルな雰囲気のバッグがあるといいな」と思っていた時に見つけたものです。コーデに取り入れやすいシンプルな形も気に入っています。

＼blancleのミニバッグ／
『blancle』の黒のミニバッグは、小さく見えて、必要なものはきちんと入る大きさ。シンプルなコーデに合わせるとモード感をプラスしてくれる、少しエッジが効いたデザインがお気に入りです。

＼Chloeの革バッグ／
30代の頃にお迎えした『Chloe』。当時はボーナスでブランドバッグを買うことが楽しみでした。出番があまりないものの、革のくたっとした感じやシンプルなデザインが好きで、ずっと手元に置いてきたアイテム。今シーズンは重めな冬コーデに合わせて活用しています。

＼無印良品の斜め掛け／
レーススカートやワンピースに合わせる、緩めなテイストの黒のバッグが欲しいと思い、夏頃に『無印良品』で購入しました。ナイロン素材は甘さがあるアイテムにほどよいカジュアル感をプラスしてくれます。

＼合皮のバケツ型ワンハンドル／
最近ミニバッグを持つことが多く、その中に変化をつけたくて『楽天』で購入。ちょうど良いサイズ感とかっちりし過ぎないデザインは、カジュアルコーデにぴったりです。プチプラの合皮なので、白でも気兼ねなく使えます。

シンプルでベーシックなトップス＆ボトムスは、小物（バッグやシューズ）次第で雰囲気を変えられるところにコーディネートの面白さを感じます。黒のセットアップに白Ｔを挟んだカジュアルコーデを、小物だけ変えて着回してみました。アウター以外、５タイプのコーデの服はすべて同じです。

＼シンプル×バックパック／
オールブラックのコーデに、キャメルを効かせました。ミニバッグはアクセサリー感覚で使用。バックパックのカジュアルさと、ミニバッグの綺麗めな印象のミックステイストがポイントです。

＼シンプル×ミニバッグ／
持つだけで"こじゃれ感"をプラスしてくれるミニバッグ。アクセント使いにかなり重宝しています。

＼シンプル×革バッグ／
レザーのキャメルカラーに合わせて、腕時計もブラウンの革ベルトをセット。バッグの色味に寄せて、コートにはブラウンベージュ系を選びました。

＼シンプル×斜め掛け／
「冬の街をたくさん歩く日」というイメージでコーデしました。斜め掛けできると両手があくので、アクティブな日にぴったりなバッグです。

＼シンプル×ワンハンドル／
ホワイトカラーを多めに散らして、軽さを演出しました。赤いチェックマフラーはバッグに添えて差し色に。

＼バックパックコーデ／
甘めなスタイルに合わせたくて、このバックパックを購入しました。スポーティでカジュアル、ちょっとしたゆるさが、フェミニンやコンサバスタイルに偏り過ぎないよう調節してくれます。

＼ミニバッグコーデ／
ごくシンプルなアイテムのコーデには、このミニバッグを投入するだけで少し洗練された印象に。

＼レザーバッグコーデ／
バッグの少し真面目な印象に合わせて、ケーブルニットを選びました。今年購入したチャームをバッグにじゃらっとつけると、また違ったテイストが楽しめるのが魅力です。

＼斜め掛けバッグコーデ／
全体的にメンズライクなカジュアルスタイルなので、カーディガンの中にロンTを合わせて抜け感をプラス。そこにバッグのゆるさ、パールの甘さを合わせたミックスコーデです。

＼白ワンハンドルバッグコーデ／
アウターの中はベージュ系のワントーンスタイルで仕上げ、バッグの白とリンクさせてコーデの中にたくさんの白を散りばめました。冬素材にツヤ感のあるバッグが映えます。