【マチュア世代のTシャツ似合わせ術】サイズ感やボトムス選びなど着こなしのコツ3つ
夏のカジュアルスタイルに欠かせないTシャツ。油断するとどこか野暮ったく見えてしまうのが、クウネル世代の悩みのタネ……。クリエーターの藍田美豊さんのTシャツスタイルは、ラフで自由だけどどこか上品。この夏は、そんな藍田さんのTシャツの着こなし方を真似したい!
クローゼットを見渡すと、襟が付いたトップスが圧倒的に少ない!私は神奈川・逗子に住んでいるのですが、やはり住んでいる場所が影響するのか、普段はカジュアルな洋服ばかり着ています。
若い頃は、ニットもTシャツも胸元が空いたモノが好きで、Vネックばかり着ていましたが、年齢と共に胸元が寂しくなり……(笑)。今ではすっかりクルーネック派です。
Tシャツスタイルが大好きですが、大人らしさはきちんと演出したい。だからこそ、コーディネートによって、襟元の空き加減や全体のサイズ感、アイテムの合わせ方を大事にしています。
今回は、私のお気に入りのTシャツと大人らしく着こなすコツをご紹介します。
#01 スリムフィットなミニTシャツ
まずは、お気に入りのユニクロのTシャツを使った夏のオールホワイトコーデ。
もはやこれは鉄則ですが、ワイドなボトムスを主役にするときは、上半身をコンパクトにしてスタイルアップを。サロペットやオーバーオールにはミニTシャツを合わせると、カジュアルすぎず、大人にもマッチします。
小物は、黒のレザーバッグやサンダルなどモノトーンでひとまとめにしても素敵。肌寒い日には、個性的なジャケットを羽織っても◎。
今回の足元はスポーツサンダルにしましたが、こんな風に遊びを加えた装いが、大人の可愛らしさを引き出してくれると思います。
#02 シックなフォトプリントTシャツ
ロックミュージシャン・デヴィッド・ボウイがプリントされたTシャツです。かなり印象的なTシャツなので、差し色にした赤の面積を少なめにして、Tシャツのデザインを引き立たせるようにしました。
大きめサイズのTシャツなので、黒のパンツにタックインして引き締めて縦長効果を。
#03 古着の黄色ロゴTシャツ
カジュアルな古着の派手色Tシャツ。カジュアルになりすぎないように、光沢感のあるサテン素材のボトムスを選びました。他にも、シルクやナイロンのロングスカートもおすすめ!
1アイテムだけでもエレガントなものを選ぶと、一気に大人可愛く仕上がります。とはいえ、ボトムスはTシャツと同じく古着。くたっとした雰囲気がキチンとしすぎず、少し力の抜けた感を演出してくれる優れものです。
黄色のTシャツ&バッグ、青色のGジャン&ボトムスなど、素材違いで同色を合わせるコーデは、誰でも簡単にこなれ感を出せる必殺技なのでお試しあれ!
何より好きなアイテムを自分らしく楽しむのが一番!トレンドに左右されず、Tシャツスタイルを楽しむためのヒントが見つかればうれしいです。
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プレミアムメンバー
藍田美豊
神奈川県逗子生まれ、逗子暮らし。80年代はアイドルグループ「少女隊」として活動。現在は刺繍好きが高じて作品の販売やワークショップなど開催する他、地元のドーナツショップでも働いています。
Instagram:@miho_aida