フランス人のお墨付き!東京にいながらパリを感じるお店12軒。(その4)
パリシックな店や場所が数ある中、フランス人が通い詰めているのなら、クオリティはお墨付き。東京在住、東京通の3人がお気に入りを紹介します。今回もフランス語学校校長のエマニュエル・ボダンさんおすすめのお店です。
目 次
『Epicerie Causette』リヨンの街角?そんな嬉しい錯覚に。
忙しない東京の生活。ひと息つきたいときはフランスのエスプリを感じる場所に足を運びます。尾山台の『エピスリー・コゼット』は、ボダンさん的〝歩いて行けるフランス〟。
フランス人オーナーのオリヴィエさんと妻の郡司華子さんが出会ったリヨンの街にあるエピスリー(食料品店)をイメージした店内には、おいしく美しい食品がズラリと並びます。
「特におすすめは、南仏のセヴェンヌ地方で作られる上質なハーブのみを使ったハーブティ。中でも私はタイム入りのお茶が好き。オリヴィエさんは食の知識はもちろんジョークも楽しい方。フランス語を話したいときも立ち寄ります」
Epicerie Causette(エピスリー・コゼット)
住:世田谷区尾山台3-22-4 萬安ビル
営:10:00~12:30、13:30~19:00
休:木曜
『ClubHouse C』幸せ気分になれる、魅惑のお茶時間。
大使館が多いエリアに位置するラウンジ『クラブハウスC』の2階で楽しめるアフタヌーンティも、最近のお気に入り。マリーアントワネットが愛した香りの紅茶やシャンパンとともに、絶品のマカロンやスコーン、ケーキなどに舌鼓。
ClubHouse C(クラブハウスC)
住:港区元麻布2-8-1 2F Salon Couture
営:11:00~17:30
休:不定休
『RITUEL』緑の庭を眺めつつ、ゆったりと朝食を。
「フランス語や英語、スペイン語を話すスタッフもいるので、ここでお茶をするだけで半日旅行をしたような気持ちに」とボダンさん。また『リチュエル等々力店』は、平日の午前中に訪れると良い気分転換に。
「広い庭を眺めながらサラダを食べたり、コーヒーを飲んでいると、心からリラックスできる。あと、駐車場が広いのもいいわね。車で行ってのんびりしていると、ゆったりしすぎてあっという間に2時間くらい経ってしまうんです」
RITUEL(リチュエル)等々力店
住:世田谷区等々力7-4-19
営:9:00〜(土、日曜、祝日8:00〜)20:00(L.O. フード19:00、ドリンク19:30)
休:不定休
ナビゲーター
フランス語学校校長/エマニュエル・ ボダン
『Académie Tokyo-Parisフランス語学校』校長。パリ東洋語学校卒業後、仕事で訪れたことがきっかけで日本に在住。慶應義塾大学、青山学院大学でもフランス語講師を努める傍ら、ナレーターとしても活躍中。
『クウネル』2024年5月号掲載 写真/富永よしえ(ル・コワンヴェール、ココットキュイジーヌ、マムール、レストラン グゥ、エピスリー・コゼット)、柳原久子、取材・文/河野友紀(p102~105)、編集・文/今井 恵
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『クウネル』No.126掲載
私の好きな東京
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