〈クウネル・サロン〉プレミアムメンバーアベクミコさんから、新刊『エスニック料理。屋台飯もスパイスカレーも』のお知らせが届きました。ページをめくるたび、タイやベトナム、台湾にいるような気分になれる、現地の熱気を感じる濃い本です!
出張料理やワークショップなど自由なスタイルで活躍するタイ料理人のアベクミコさん。ファッションやアートなど、クリエイターたちからの支持は熱く、アベさんの料理が食べられるイベントはいつも大人気です。
口にできる機会が限られていたアベクミコさんの大人気エスニック料理ですが、おうちで気軽に味わえるように。2022年5月アベさん初となる、 『エスニック料理。屋台飯もスパイスカレーも』 (成美堂出版)が出版されました!
十八番のタイ料理はもちろん、ベトナムのフォー・ガー、台湾のルーローハン、インドのダルカレーなど、どの料理も美しい。食欲をそそるカラフルな色彩は、現地のムンとした熱気を思い起こさせます。
―― 紹介するレシピはどうやって決めたのでしょう?
アベクミコさん(以下、アベ):エスニック料理といえば誰もが思い浮かべる代表的なメニューを挙げて、スタッフと相談しながら決めました。結果、『ベスト盤』という内容になったかと思います
ーー撮影後にページ数の都合で泣く泣く削ったメニューもあるのだそうですね? 『エスニック料理。屋台飯もスパイスカレーも』 で目指したのはどんな世界観なのでしょう?
アベ:エスニック料理のレシピ本は今までにもたくさん出版されていますが、ビジュアル、内容ともにクールなものをいうことでご依頼いただきました
ーー「現地感」が伝わってくるビジュアルや料理は、どんなところから生まれてくるのでしょう?
アベ:アジアの市場や食堂の匂いがそのまま伝わるような料理を目指しました。作り込み過ぎないスタイリング、自然の光でのシズル感あふれる撮影にはすごく力をいれましたよ。
変に「日本風」「家庭風」にアレンジせず、調味料や素材、手間のかかる工程もできる限り、そのままを写し取ったレシピブック。旅に行けないいまこそ、自宅でチャレンジしてみませんか?
撮影/伊藤徹也 聞き手/鈴木麻子
\絶賛発売中!/
エスニック料理。屋台飯もスープカレーも
ガパオライスも魯肉飯も。本格食材が手に入りやすくなった今だからこそ作りたい、エスニックの王道料理を集めたベスト盤的一冊。
現地の味を再現するため、少々手に入りにくい食材や手がかかる工程も、できる限りそのまま紹介。日々の食卓のアクセントや楽しみに。